見出し画像

バンドマン社長の未来地図vol.14

季ららYokohamaのサロンエリアがいい感じに仕上がって来ました。
今日、シャンプー台と鏡とチェアーが入って、
その他にはまだ何もない状態だけど、
マミりんがチェアーの前に立ったらグッと来てしまった。
そんな訳で今日は、ヘアメイクのマミりんのお話。
どうも、IRabBits麻衣子です。

画像6

ヘアメイクのマミりんとはIRabBitsを結成してすぐだから
もう15年以上の付き合いになる。
ホームとして出演していたライブハウス新横浜LiT(当時はBeLL'S)にて、
先輩バンドのヘアメイクとして来ていたのがキッカケで出会って、
IRabBitsのヘアメイクもお願いするようになった。

それから3年、当時は大手の美容室で働いていたのだけど、
なんと独立して横浜は石川町にGlitterというヘアサロンを出すという挑戦に踏み切った。
当時私はただのペーペーの一バンドマンだったので、
ほぇー凄いなぁぐらいに思っていたのだけど、
今考えると震えるほど覚悟のいる決断だなと思う。
だって、自分とアシスタントの子と2人、
自分の腕だけで店をやって行くという、逃げも隠れもできない状況に自分を追い込むということ。
きっと不安もリスクもめちゃくちゃあっただろうに、それを乗り越えて挑戦できる人ってなかなかいないと思う。
かくいう私だって、今回のオープンは沢山のスタッフの力に頼っている所が大きい訳で、一人だったらどうなっていたか分からない。

画像1

7年ほどGlitterを営業した後、
マミりんは結婚と出産を機にサロンを閉めた。
女性には避けられない転機だよね。
それから約5年間はほとんど会うこともなくなってしまい、
たまにマミりん宅にお邪魔してはホームカットをしてもらったことが数回ほど。

そんな矢先に2020年2月23日がやってくる。
IRabBits渋谷クアトロワンマンという大きな節目のイベントを迎えるにあたって、
私としては大事な集大成のライブ、
今までに関わってくれた方々にスタッフとして入ってもらいたいという想いがあって、久しぶりにマミりんに連絡をしてみた。
そしたらめちゃくちゃ喜んでくれたし、
店を出そうと思ってるということを報告したら、すごく親身に相談に乗ってくれた。
自分で店をオープンし、7年も続けられた大先輩の話は本当に心強くて、
ランチタイムだけではいつも全然話し足りなかった。

そんな中で、子供がある程度手を離れるようになったので、
美容師として復帰しようとしているという話を聞いて、
めちゃくちゃ嬉しかったし興奮した!
だったらうちの店で一緒にサロンやらない?と秒で誘ってた。
この人の野望を叶えたい、と心底思った。

画像2

そこからはもう、ほぼ毎日のように連絡をとり、
一緒にサロン専門店を見に行ったり。

誘った当初は15坪の小さなミュージックバーをやろうと向かっていた時だから、
その控え室の一角で、という話だったのだけど、
そこから紆余曲折してなんと100坪になり、
広めのサロンスペースを作ってフルフラットの大きなシャンプー台が置けるほどになった。

画像7

画像8


ほんとね、ここにたどり着くまでに、本当に悲しい事や悔しい事もあったけど、
真っ先にいつもマミりんは相談に乗ってくれて、
絶対に私の味方で居てくれる。強い味方。

この店の物件を借りる時も、
1階30坪の予定が2階60坪も借りれるというチャンスがやってきて、
やるかやらないか、、ありとあらゆる人に相談したけれど、
8割がた反対される中で、数少ない賛成派だった。

「だって、麻衣子の中ではやりたいって決まってるでしょ?」

めちゃくちゃに背中を押されたし、
一生一緒に居たい人だなと思った。

画像3

人と人ってさ、例えば離れてしまったり縁遠くなってしまったとしても、
必要であれば必ずまた会えるんだと思うよ。

そして、女の宿命、結婚と出産。
それを叶えながらも自分の野望を持ち続けることは可能だと信じてる。
強い気持ちさえあれば。

マミりんがGlitterに帰ってくる。
おかえり!私も嬉しい!

季ららYokohamaはそんな人と縁でできている。
いいお店にならないわけがないよ。

さぁ、preグランドオープンまであと3日。

A3プレグランドfin

画像5


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?