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思考の整理

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くだらない持論や一見もっともらしいエビデンスで肉づけしているものの、所詮は同じところをぐるぐるしている思考のたまり場。
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#仕事

働くことにまつわる戯言2023

「なんでkmr3は働くんですか?」と同僚に問われた。特に迷いもなく「頭の働きを止めたくないから。」と答える。お金、とか、好きなものを食べたい、とかそういうのが返ってくると思ってたらしい同僚は一瞬😮こんな感じになっていたが、「あああああそれkmr3ぽいぽい!」と一人で盛り上がり立ち去っていった。 確かに、なんで働いてるんだろう、と思うネガティブなことは2023年もたくさんあった。だけど結局、そのネガティブな状況も働いてないと発生しないし、その状況下で自分が何を考え行動に移すかは

不協和音の中に旋律を見出す

春の初めに書きかけていたこの文章が、書き始めたきっかけとは別の事象も包含していることに初夏頃気づいた。そして直近読んだ本のほぼすべてから自分が得たいと期待した、あるいは得たと感じられるものが同じ象限にあるということも。 表面上マルチタスクをごりごりやって思考も多方向へ開いていると奢っていたが、結局わたしはひとつのことしか考えられていないのだ。そんな反省を込めたメモ。 中の人々のコミュニケーション(手段や形式に関わらず)がうまくいっていない場合、往々にして組織やプロジェクトに

怒りと恐れの取り扱いについて

プレイヤーよりもマネージャーとしてのグラデーションが濃くなってきたここ2-3年のわたしの仕事状況は、相談される内容に変化をもたらした。 人との関係性、本来の性格とそのアジャスト、モチベーション、日々の過ごし方。いわゆるライフスキルに分類されるのだろうが、ざっくり言えばご機嫌なサラリーマン稼業を続けるために普段どうしているのかという相談が格段に増え、実務的なものはほぼなくなった。新しい種類の相談に答えている過程で、自分が仕事面において負の感情コントロールをほぼ会得したという実感