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Hello London!

はじめまして。Maiです。

10/29に、東京からロンドンに家族で移動しました。約20時間の道のり・・・長かった。寿命が縮むくらいあれこれ心配しながら、1つずつ乗り越えていった感じです。その内容をリアルにシェアしますね。

荷物パッキングまでの道のり

そもそも、出発の直前までたくさん予定を入れていたので、パッキング自体もかなりギリギリだった。都内の家を引き払って柏に引っ越し、宮崎旅行1週間、次の日からアメリカ出張4日間、帰国の3日後にロンドン行き、という激しい行程。

アメリカ出張から帰った次の日は、家族で壮行会。この日の夜にほぼパッキングを終えるはずが、疲れと時差ボケで22時にはぐっすり就寝。

さすがに次の日は焦って、朝から猛烈な勢いでパッキング。段ボールとガムテープは買ってあったのにガムテープが見つからず、ガムテープを買いに行くところからスタート。

同僚が壮行ランチを計画してくれたので、昼は職場で食べ、その後いくつかの予定をこなしてから帰宅。柏から都内の職場まで1時間半ほどかかるので、往復するだけで3時間のロス。子供は夫が実家に連れて行ってくれていて、18時には寝てしまっていたので、おかげで何とか、寝るまでに荷物を詰めることができた。

移住のための荷物

すぐに使わないもの(主に鍋、食器や衣類)は事前に航空便で400kg(ダンボールにして約30箱)ほど送っていて、渡航時に持っていくものはすぐ使うものに限られていた、はずだったのだけど…

荷物は、予定を大幅にオーバーして、

・段ボール8箱
・スポーツバッグ大2つ
・スーツケース2つ
・ベビーカー
と機内持ち込み手荷物となった。

この時点で、かなりショックを受けている私。羽田空港までと、ヒースロー空港から、それぞれジャンボタクシーを手配してあったのだけど、よくよく見たらヒースローからのタクシーが6人乗りのSUV。乗るのか?この荷物。そして、1ベッドルームの仮アパートが狭そうなのも心配。段ボールだらけの中で生活できるのか?とりあえずアプリから、この荷物で乗れるのかどうかの質問を投げた後、力尽きて就寝。

渡航当日〜日本編〜

渡航当日は、前日18時からそのまま就寝してしまった子供が、朝5時から大騒ぎ。下の階の住人から騒音を注意されているので、イライラ注意しながら、最終確認を進める。

私が一番気になっていたのはロンドンについてからのジャンボタクシーの手配で、12人乗りのミニバスを再予約したほうがいいというアドバイスのメールが届いていた。

ところが、メールでやり取りするもなぜか返信が急に届かなくなったり、アプリからキャンセルしようとするとエラーが出たりして、どれもうまくいかない。とりあえず、今の予約をキャンセルしてほしいとメールで依頼する。

羽田空港まではハイエースを予約してあったので安心していたのだけど、予約した8時になっても現れない。よくよく見ると携帯に着信が。何と15分遅れると!(たぶん寝坊だったと思われる)

所要時間を長めに見積もって予約していたはずなのに、Google Mapで確認すると、2時間かかるとある。結局タクシーが到着したのが8:20、荷物を積んで出発したのが8:30、ここから2時間だと10:30である。フライトは11:35。ギリギリじゃん!!!

車内で羽田空港国際線の荷物預け入れ時間を調べると、以前なら40分前で良かったのが、10/27から60分前までになっている!そして今日は10/29(泣)。

かなり道が渋滞していてさらに時間がかかりそうだったので、ANAに念の為電話を入れ、遅れそうなこと、預け入れ荷物が12点+ベビーカーがあることを伝える。カウンターで対応できる確約はできませんが、伝えますとのこと。その時点ではまだ到着予定が10:30だった。

途中、さらに渋滞にはまる。最悪のシナリオを意識する。荷物が載せてもらえなければ別便で送ってもらえばいい、人間も乗れなかった場合は、翌日の便に振り替えればいい・・・

結局、空港到着10:35、大量の荷物の搬入はドライバーのお兄ちゃんも手伝ってくれ、カウンターでもバタバタと対応してもらい、何とか、無事、乗り込むことができた。通常の無料預け入れ荷物が 2個 ✕ 3人、会社がカバーしてくれる分が 1個 ✕ 3人(支払い済み)、スーパーフライヤーズ会員の無料特典で 1個 ✕ 2人、ベビーカーは無料、ということで、追加料金は1個分の2万円のみ。

セキュリティ、出国審査、トイレを済ませ、かろうじてサンドイッチを買って飛行機に乗り込む。ラウンジを楽しむなんて余裕は1秒もなかった。ジャンボタクシーのキャンセルが完了しないが、とりあえず12人乗りミニバスの予約を試みて、離陸。

渡航当日〜イギリス編〜

入国審査はスムーズだった。Tier 2の就労ビザと帯同家族のビザだったが、特に質問攻めされることもなく、通過。13個の荷物をカート4台に載せ、Nothing to Declareのラインを進む。ここで時間を食うことも覚悟していたが、呼び止められることすらなかった。

ミニバスの予約が無事にできていたようなのだが、運転手と電話連絡するには現地の番号がアクティブでなければならない。登録していた番号は前回の出張で使ったプリペイドSIMなので、クレジットが£0.00。空港内のコンビニでTopUpカードを買って、クレジットを追加する。

運転手からのSMSが受け取れた。10分遅れる、タクシー乗り場まで降りてきてほしいとのこと。カート4台を何とか2人で押して、エレベーターで降りる。エレベーターの乗り込みで邪魔が入ったり、乗ったのにボタン押し忘れて希望の階まで行けなかったりとロスしたが、無事に運転手に会えた。

スクールバスを借りてきたから。

と言われた。そう、そこにあったのはスクールバス。荷物は積み込めた。

ロンドン中心部にくるとひどい渋滞で、ここでも多くの時間を費やす。子供がトイレと大騒ぎするが、あと1マイルの道のりが長い。結局、柏の家を出たのが8:30、ロンドンの仮アパートに到着したのが19:30頃なので、時差も考慮するとおよそ20時間の移動だった。

仮アパートでは台車がなく、人力で13個の荷物を2階の部屋まで運んだ。(エレベーターはさすがにあった。)ミニバス運転手の兄ちゃんにも、チップをはずんで手伝ってもらった。1ベッドルームで狭いと思っていた仮アパートは、いい感じに広かった。段ボールを平積みしても、全く圧迫感はない。

すべてギリギリだったが、あらゆる問題を乗り越え、予定通り仮アパートに到着することができたのは奇跡的だった。今後も、こんな風に課題が次々と現れ、次々と解決することでしか前に進めないのだろう、そんな気がした。

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