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私の教育改革旅

夢みる小学校上映会&対話会行ってきました!写真これしか撮らなかったけど全て表れてる気がする。めっちゃくちゃ良かったです!!

対話会のファシリテーターの上井先生が本当に凄腕だった。

小学生の女の子が出した「なぜ席替えの席を先生が決めちゃうのか」という問いから対話をはじめ「そもそも席は必要なのか?」という問いに発展させて、それぞれのグループで対話。うちのグループではスクールアシスタントのはるみさんの「でも先生の考えもあって、その席が子どもたちにとっても結果良い環境になってたりするんだよね」という発言から「それって今の授業スタイルだからだよね?」という対話になり、「そうか。今の授業スタイルや教育の形だと席はやっぱり必要。だけどそのスタイルが変わるなら必要ないよね」という結果に。

「みんなにとって良い学校とは?」という問いでは「誰一人取り残さず、みんな幸せだと感じられる、一人一人が認めてもらえる場所」という発言から「でもさ、幸せだと感じられる力についてどう思う?いつからか同じ環境でも感じられる子と感じられない子に分かれてる気がする。あれっていつから?」「他人の目を気にするようになってからな気がする」「評価されるようになってからじゃない?」「評価ってほんとにいるのかな。先生はどう思ってるんだろう。」と結局、どの質問も今の学校教育の形にいきつくことに気づく。

すごいなぁ。誰かが大きな声で答えを言うのを聞くんじゃなくて、みんなが自分たちの会話の中で自力で答えを見つけていくこの作業。感動しました。

この映画を見て最初私はせーのっ!で教育のシステムをガラッと変えられるようなあり方を探していました。でもそうではなく、それぞれの学校がオセロのように色を変えていっていつか盤の上の色が変わっていたというような形でないと作れないことが見えてきて、PTAでの関わりを探りはじめました。でもPTAで教室の中、授業まで関われるのかな…と思っていたところ、グリジャメンバーから「国語のかさこじぞうでかさを作って売るっていうのがお姉ちゃんの時にピンときてなかったから、今回弟の授業のタイミングでグリジャ田んぼの藁を持って行って先生に使ってもらったよ」というのを聞いて、そうか!そんな風に関われるのか!とすごく雲が晴れるようでした。

そんな目で見だすと「うちではこんな風に取り入れてもらったよ」という声が色んなところから聞こえてきて、地域にはそれぞれの力や技、ネットワークを持っている面白い人たちがたくさんいてその人たちが学校に関わって一緒に学校を作っていけたなら、それは素敵な場所になることが見えてきました。

そして今日会場でお会いした方をきっかけに、なんと年明けから私もうちの学区の中学校の探求学習の授業に関わらせていただくことになりました!!!すすすすごい流れ。

ずっと他の地域の中学校や小学校で授業をさせてもらってきたけど、自分の地域には関われていないのをなんとなく寂しく思っていました。それが!ついに!辿り着いた!

ここまでの道のりはすべてこの映画が導いてくれたものです。この映画によって対話が生まれ、その対話がどんどん私の旅を推し進めてくれました。

そう、対話が。

最初に上井先生から、対話と議論と討議の話があったんですが、思い返すと私は討議がずっと苦手でした。でも対話は大好きでした。対話って大事!対話ってすごい!

夏には大阪の大空小学校を描いたドキュメンタリー映画「みんなの学校」の上映会と対話会があるそうです。見たかった映画!今から楽しみです。

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