春の味

家のすぐ近くの犬の散歩がちょうど入れないところにタンポポやヨモギがたくさんはえている絶好の野草摘みスポットがあり、子どもたちとたくさん摘んできた。

去年たんぽぽクッキングというイベントに参加して「たんぽぽは全て食べられるのです！根っこはお茶に、葉っぱはサンドイッチに、お花は天ぷらに」というのを聞いて食べてみたらとっても美味しく、今年もリピート。

朝はたんぽぽの葉（新しくやわらかいのは水菜のよう！）のサンドイッチ、夜は天ぷらに。子どもの頃、学童で行った山登りでみんなで摘んできた野草を外で天ぷらにして食べたのがものすごく美味しくて忘れられず、大人になってから天ぷらは毎年するのだけど、あの味には全然近づかない。野外でというのが良かったのか、わたしの腕なのか…。後者の可能性は大きいな。

ヨモギはアク抜きをして翌日ヨモギ団子に。三年前ばばばあちゃんのよもぎだんごを読んでから毎年試行錯誤をしながら作り続けていたら、去年母が作ってくれたのがおいしすぎて、今年はその直伝のレシピで。

子どもたちもねん土感覚で楽しそう。

たんぽぽやヨモギくらいのどこにでもある身近な野草でこんなに美味しい春の味を楽しめるのは嬉しい。

母が筍ごはん作ったよ〜と送ってくれた小包の中に実家の庭のお花と桜が入っていて、お昼はお花見することに。

たけのこご飯をお弁当に詰めていると「ママ〜、こっち準備できたよー！」と兄が言うので何かと思ったら、桜の木を作ってくれていた！これ、兄作の桜。

我が家の桜並木。絶景。

こんなお花見は後にも先にもない（と願いたい！）だろうなと思いながら、stay homeもなかなか楽しんでいる。