小3が教える友達の作りかた
明日は娘の小学校入学式。
娘は「楽しみ!」と口で言いながらも、ちょっと不安そう。少し遠い保育園に行っていたので小学校に友達は一人もいない。2年前息子も全く同じ状況で、彼は2ヶ月間毎朝行きたくないと行って泣き私が送って行っていたのだけれど、友達ができてスッと行けるようになった。
(その時の記事がこちら↓)
今日、晩ごはんの時に娘がボソッと聞いてきた。
「友達ってどうやって作るの?」
それに私より先に答えたのが息子だった。
「同じ趣味の子を見つけるんだよ。それで話しかけるの!そのためにはね、よく見て、よく聞いて、話す。他の子たちが何を喋ってるのかまずよく見て聞くの。あ、あの子ポケモンの話してるって思ったら、次の放課にその子のところに行ってポケモンの話を話しかけるの。そしたら、話がはずんで友達になれるよ」
それは完璧な答えだった。
私よりが考えるよりもずっと。
2年前はあんなに大変だったのに。あの壁を自分の力で乗り越えた彼は、同じ壁を登ろうとしている人にかける言葉を手にしたんだ。
寝る前に子どもたちとこの本を読んだ。小学校の先生が書いた素敵な本。
クラスにはいろんな子がいて、先生はその子たちの良いところを一人一人ちゃんと見てくれていて。それぞれの家の環境があって、それぞれの生活の中でみんなこの時間は一緒に教室にいて。その教室は全員を認めてくれるほっとできる場所。
そんなことがクラス全員の朝の様子を追うだけで見えてくる。
学校が楽しみになる本。
大丈夫だよ。
きっとこんな素敵な先生が待ってる。
きっと保育園の時のように仲良しのお友達がいっぱいできる。
最初の一歩は大人だって怖いんだから。
だけど、絶対に大丈夫。
絶対に。
入学、おめでとう。
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