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第1回フィジーツアーを振り返る 〜人生の選択肢を増やすお手伝い〜

フィジーツアー。誰も怪我や病気もせず、無事に笑顔で終わりました。
2年間住んでいたとはいえ、「日本人とフィジー人を繋げる」という視点で過ごすと、毎日刺激的でインプット過多(笑)

考えたことを咀嚼し、まとめ、言語化する作業が私は苦手だったため、書いては止まり、進んでは削除を繰り返す。
ご興味ある方は、フィジーツアーの意義や感じたことをまとめた記事をぜひご覧ください。

なぜフィジーツアーをするの? 

フィジーに行く前に書いた記事は、ツアーを通して「視野・価値観を拡げる”きっかけ”づくりをしたい」と書きました。

実際にフィジーに行き、私たちの”きっかけづくり”をもう少し深く考えました。
そもそも「なんで世界を広げるきっかけづくりしたいの?」と立ち止まった時、最終的に私たちが目指す未来は

「人生の選択肢を増やし、自分らしい道を選ぶ」お手伝いがしたい

ということ。
そこに至った経緯は、海外滞在が原体験となった上記の記事をご覧ください。

フィジーツアーで”人生の選択肢”を広げるお手伝い

モノ・事柄の捉え方や見方を広げることが人生の選択肢を増やす

人生の選択肢を増やすためには、新しい世界を知ること、考え方の幅や奥行きを作ることが重要だと考えています。

左:上からだと黄色の四角形にしか見えない。 右:四角形にも三角形にも、色も違って見える

モノの見方が多様化することで、考えや行動が柔軟になり、課題にぶつかっても解決する選択肢が増えます。

例えば、四角いオレンジ色だと思っていたものが、角度を変えると青い四角錐だったことがわかったり。

見る角度を変えると違った物が見えることはよく聞きますよね。
じゃあ、どうやって見る角度を変えるのか。それは、今まで知らなかった人・文化・世界・知識と出会うこと。
それを狙ってフィジーツアーに行ったのですが、今回のフィジーツアーでは、その未知なる物事に触れた時に、どのように人の心に影響していくのかを感じました。

①まず、見えるモノを多くする 〜オレンジ色を広げよう〜

世界は広い。それは地域だけではなく、文化、考え方、職業などなど、知らない小さな世界が組み合わさって私たちは生きています。
フィジーツアーでは、とにかく毎日オレンジ色が増えていきます。

例えば、
・フィジーでは泥のようなお水が、おもてなしで提供される
・多民族国家なのでインド人が人口の約半分。独自の文化を形成している
・始業日から1週間かけて、ようやく学校に子供が全員そろう
・土の中に食材を入れて作る料理があるんだよ

お客さんにだされる、泥水のような飲み物。カバ(笑)

どれに興味が湧きました?
日本にいるとどれも新鮮な情報ですよね。
そこから自分のアンテナが強く反応するものを現地の人に聞いたり調べたりして、オレンジがだんだん立体的になります。
フィジーツアーでは新しい世界が次から次へと出現し、オレンジ色が「そのまま」「立体的になる」「大きくなる」など変化していきます。

② 既存の世界を深く、多方面から知る 〜より立体的に、より斜めからモノを見る〜

オレンジ色が自分の頭の中を埋め尽くすなか、すでに知っている世界にも影響を及ぼします。ここで私たちが狙っている効果は、当たり前に思っていたルールや常識が変化すること

私は日本で「時間に遅れない、ミスしない、忘れ物をしない」が守れず、ずっと怒られていたし、怒られる度に「私なんて…」と自分を責めていました。
それが、国を変えれば相手も時間に遅れる、ミスする、忘れ物するから、多少のトラブルはお互いに許し合える世界があることが嬉しかったし、そこから「日本の社会はなぜこんなに厳しいの?」と俯瞰して見られるようになりました。

全く守られないけど、書いてある学校の規則(笑)

フィジーツアーはフィジーらしく、予定もそんなに詰め詰めではない(笑)
それが功を奏して空き時間に感想や疑問、考えを参加者通しで共有していました。
相手との感想の共有も視野や視点を広げ、当たり前や既存のルールが反転するきっかけになりました。

③  選択肢が増えるかは自分次第!

③からは自分自身で行う作業です。ここが一番の要です。
新しい世界をたくさん広げて、それらの世界が立体的になり、今までの価値観に影響を及ぼしてくる。
それらが今後の生き方や考えにどう反映させるのか、それは自分次第。

フィジーツアーに参加した”文化の継承・文化を守ること”に興味がある大学生はツアーを通して「伝統文化を守ることって、本当に良いことなのか」という自分の当たり前だった意見に疑問を持ち始めました。
帰国後は、学んだ気持ちに正直にすぐ行動して全国を飛び回っていました。

飛び回る途中でケレケレにステイしてくれた♪

ケレケレもお手伝いできることはしたいので、その人に合ったキーワードの方をご紹介。

彼女はすごく分かりやすく行動が変わった一例です。もちろん、その変化に寄与できてとても嬉しい。
でも、人間っておもしろくて、過去の体験や気づきが10年後に花が開いたりするもの。選択肢が広がる瞬間も自分次第なので、新しい世界を広げて自分自身に落とし込む作業をフィジーツアーで一緒にできたらなと思っています。

日本人だけではない!フィジーツアーは現地の人にも何か残せる

小さな国の小さな町でフィジーツアーを行う意義

フィジーの都市ではなく、空港から2時間離れた地域だから意味のある”国際交流”。
今回のフィジーツアーで思ったことは、現地の人々にも意味のあるツアーであることです。
トライアルをするまでは、日本人に何を伝えたいかばかり考えていました。実際に外国人がほぼゼロの小さな町で私たちが挨拶をし、会話をし、子どもと遊ぶこと、これらの何気ない行動が大きな国際交流に繋がっているなぁと。

触れ合ったフィジー人の一握りだろうけど、日本という新しい世界に触れ、心の引き出しが増える一助になれたらいいなぁ。町で訪問した学校の学生さんが「日本にいつか行ってみたい」と言ってくれたのは、感慨深かった。

ということで、来年もフィジーツアーします!

予定は未定ですが、今のところは年に2回くらいの開催を理想と考えています。

できれば”親子”向け

フィジーツアーを通して、「親子で来てほしいね」となった私たち。
子どもさんだけでなく、親だけでもない。
親子で同じものをみて、別々のことを感じ、それを親子感で共有してほしい。
子どもさんの視野・視点が広がることはもちろんですが、親御さんにも同様の気づきがあってほしい。

言葉が通じなくても、だんだん遊び始めるふたり

親として娘が異文化に触れ合う姿を見ることは、感動、歯痒さ、嬉しさなどなど、いろいろありました。そして、今後親として自分は何ができるんだろうと考えるきっかけに。

親としても、また自分の経験値を広げる意味でも親御さんの参加は推奨していきたい。

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今回の記事はフィジーツアーで学んだことだったのですが、言葉が苦手な私は言語化が難しい…。
わかりづらい内容だったかもしれませんが、ここまで読んでくれた方。ありがとうございましたー!

また、noteを読んで、興味あるなー、早めに次のフィジーツアーの情報欲しいなーという方はSNSから連絡くださいー!

ケレケレ

サポートありがとうございます。ケレケレのお家の改装費に使わせて頂きます。いつかケレケレのお家に遊びにきてくださいね!