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嫁の想い:畑だけはイヤ!〜”繫ぐ”をテーマにした農園〜

こんにちは。ケレケレ嫁です。
夫発案の”住みびらきの畑ケレケレ”。
本記事は住みびらきの畑について嫁が目指すものを文字に表しています。

ただの貸し農園はNG!繋がりをつくる畑にしたい。


2年くらい貸し農園をしていて思ったこと。
「農園を貸すだけじゃ物足りない…。ケレケレっぽくない…。」
という思い。
ずっと何が欠けてるんだろう?と疑問に思っていました。

ずっとケレケレらしさを考えていた時

ケレケレにしかできない、”繋がり”を生み出す場にしたい

と思いにいなりました。

では、何を繋げたいのでしょうか?
それは大きく3つあります。

繋がりを作りたい ① ~利用者さん・ケレケレに関わる人~

私がケレケレを営んでよかったこと。
それはケレケレで出会う人を通していろんな世界を知ったこと。

鳥の泣き声、春夏秋冬を通して見る植物。
昔からある日本の暮らしの知恵。
アフリカやヨーロッパの社会や文化。

知らない世界を人から聞くことで、知見が広がり、今まで気づかなかったことに目を向けるようになりました。
その結果、心が豊かになったなぁと。
お金を使わなくても毎日楽しみに溢れているというか…うまく伝わるかな….。

消費好きの私が違うものに満たされるようになったのも、全てケレケレに関わる人のおかげだと思っています。
おこがましいかもしれないけど、他の人にもその良さをおすそ分けしたい。
だから、繋がりが生まれる場を増やしたいなと思っています。


遊びの会話の中で花屋さんがお花をこどもたちに披露

繋がりを作りたい② ~地域の有機農家さんと~

今回、有機栽培の農家さんと直接関われるプランをつくりました。

”食”って生きる上で欠かせない活動なのに、食の作り手って今やすごく遠い存在ですよね。

ケレケレ嫁なんて、もともと「ご飯は食べれたらいい」くらいの人間で
全く興味がなかったです(笑)

そんな私が変わってきたのは農家さんと直接話したこと。野菜づくりの知識、”食”の考え方や想いを聞き、私の消費行動を見直し始めたことがきっかけでした。
農家さんと食べ手を繋げたいという想いは、案外農家さんへの恩返しでもあるのかも、と書きつつ思った(笑)

とりあえず、農家さんを身近に感じてもらうことで、自分たちの”食べる”をまた別の視点で見始め、良いお金の流れが生み出せたらなと思っています。

農家さんから直接野菜を購入

繋がりを作りたい③~有機やさいと~

ケレケレはスーパーで野菜を買うときもあるけれど、できるだけ有機やさいを農家さんから直接買うようにしてます。
これは私たちの考えだし、押し付ける気は毛頭ありません。

ただ、1円でも安い野菜を買っていたケレケレ嫁はもともと「有機」や「オーガニック」という選択肢が頭にありませんでした。

オーガニックとは無縁だったけど、環境問題を軸にずっと動いてきた私。
いろいろ人生を経てきて思うこと。

まずは、「有機・オーガニック」を選択肢の一つとして知ってほしい。
だから、ケレケレの貸し農園は野菜とも繫ぐ場所にしたいと思っています。

人から野菜をどう繋ぐ?

正直、今年は模索しながら”繫ぐ”の実践をしていこうと思っています。
今、考えている企画はこんな感じ

人を繋げる~ケレケレのclosedの行事~

今まではケレケレのイベントや行事はだいたい来るもの拒まず…(笑)
イベントしている側で全然違うことをやっていたり、当日参加や初めましての方の見学も基本はOKでした。

その文化がケレケレっぽくて好きだし、今後も残していきます。
ただ、スポットではなく継続的にケレケレがお世話になっている方に向けた日も作りたいと最近は考えております。
それが、

住みびらかない日 ケレケレ

前回、一度だけしたお餅つき。
これは住人と貸し農園の利用者さんだけで行いました。

入れ代わりの激しいケレケレにコンスタントに関わってくれるのは本当に嬉しい。
その感謝を伝える行事を定期的にしていきたいなと思っています。

農家と野菜を繋げる~農家サポートDAYとCSA~

住みびらきの畑には農家さんのサポートを受けられるプランや農家さんから野菜が定期的にケレケレに届くプランを設けています。

農家サポートDAY
今年から有機農家さんから月一で野菜づくりを教えてもらえるプランがあります。
野菜づくりを教わるだけでなく、生産者さんと楽しく話す、作り手の人となりを知る、それを知った上で野菜を食べるという工程を含んでほしいなと。
もしそれで、食の消費行動がちょっとでも変わってくれたら嬉しいなぁと。
もちろん楽しんでくれるだけでOKです;)

CSA/農家をみんなで応援しよう!
CSAって馴染みがない言葉ですよね?
Community Supported Agricultureの略で地域支援型農業と日本語ではいいます。
地元の農家さんを応援しよう!が大きなテーマ。

特徴は
・支払いは先払い(収入の安定)
・梱包などは最低限(負担を減らそう!)
・野菜や自分で取りに行く(負担を減らそう!)
・料金は一定だけど、野菜の量は変動(収入の安定)

遠い国の安い野菜もいいけど、地元の農家さんを大切にすることが自分たちの未来も守る。
そして、生産者さんとの距離も近くなる。
興味があるなら一回試してほしいなぁ、と思っているオプションです。

こんな人に来てほしい!

住みびらきの畑には畑に興味ない人にも来てほしいと思っています。
ケレケレやコミュニティに興味がある、地域の人と繋がりたいなど、”繋がり”を一番求めている方に来てほしい。
もちろん、有機やさいに興味がある人も大歓迎ですよ!

〜こんな人に来てほしい!〜
 ・ケレケレに関わってみたい
 ・コミュニティに興味がある
 ・いろんな人と繋がりたい
 ・有機やさいをつくりたい
 ・とりあえず、おもしろそう!

です。
これらのお話を読んで、もっと具体的に貸し農園について知りたい方はプランの詳細や料金、オプションなどを載せた記事をお読みください;)

ケレケレ嫁にしては長い記事(笑)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました;)

和美/ケレケレ嫁

サポートありがとうございます。ケレケレのお家の改装費に使わせて頂きます。いつかケレケレのお家に遊びにきてくださいね!