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アンコール

本来は、素晴らしいステージだったのでオーディエンスがおかわりする(意訳)、と言うものでは無いかと思いますが、少なくとも私が知る限り、既に昭和の時代から様式化していて、演者が用意しているものですね。
ただそれについて、私は特に是非がある訳ではありません。
唯一、予定されていない(と思われる)アンコールを経験したのは、佐野元春さんの野外ライブでした。
トリプルがあって、更に最後は歌こそ無いカーテンコール(挨拶のみ)でしたが、都合4回と凄かったです。
2回目迄は、用意されていたものに感じられましたが、3回目は如何にも即興と言う感じでした。
結局それ以後は、音楽の嗜好的なものもあってか、経験したのはダブルアンコール迄でした。

そんなこんなで
先日のみのりんラストライブは、冒頭からのノーアンコール宣言で、やはり特別なライブである事を意識させられたところもありましたが、色んな意味も含んでいた様にも感じられました。
このライブ自体が、アンコール的な立ち位置であるとか、次の機会があるとするなら敢えてのそこに残して置く宿題の様なものであるとか、如何にも意味有り気ではありました。
ただ一番の理由は、このライブ終盤で明らかなっていた様に思います。
感極まって、少し歌えなくなるシーンがあり、恐らくそれでしょうね。
完全着席発生禁止でしたから、通常レギュレーションだったら・・・。

まぁそのシーンで、みのりんが「歌えない」と言った時に、「やめる?」と返したバンマスのケニーが秀逸でほっこりしましたし、チーム茅原の長年築き上げて来た絆を感じていました。