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JRA禁止薬物騒動


本日(15日)は「イリヤ」と「ガルパン」をハシゴする予定だったのでそれらの雑感でもと考えていたのですが今朝になって前代未聞のニュースが流れて来たので急遽内容を変更したいと思います。
普段は時事問題についてはあれこれ考えがあっても特段記事として表明する事は殆どないのですが(ツイッターでは多少ありますが)今回はファンとして向き合っているJRA(日本中央競馬会)の事でもありますで少し書かせて戴きたいと思います。

通常はJRAの開催日は土曜日と日曜日と言う事になっていますが前日の金曜日(14日)の夕方に事態が発覚して開催当日の土曜日(15日)早朝に発表と言うかなり慌しい状況でした。
公正競馬確保の為に緊急避難的に156頭の競走除外(地方競馬でも25頭)と言うのも驚きですがその迅速な判断は開催ありきだったからなのかなと感じました。
無論開催中止となれば比べ物にならないくらい更に多くの競走馬に影響が出る事は明白ですし最善の判断と言えなくもありません。
ただし報道によると禁止薬物が検出されたと言う日本農産工業子会社のカイバ(サプリメント)はJRA子会社の扱いで昔から使われていてロット検査も行われていたそうです。
と言う事はロット検査前の製品を販売した事になり完全にJRA側の失態と言う話になって何だかそのミスを現場側(馬主・調教師)に押し付けているかの様な印象が残ります。


その辺りの経緯はこれからの検証が待たれますが競馬サークルにおける真のホースマンとは馬第一主義であるべきでしょうしお役所仕事的にすらなってもいない単純なミスが原因であるのなら生き物相手にそれはないでしょうし公正競馬が泣いて呆れるのではないかと思います。

岩手競馬や浦和競馬での禁止薬物問題とは根本的に違う様な感じではありますがこれはこれで大問題であるのは確かです。