見出し画像

「東京ディズニーリゾートの直営化」の可能性を考える

ヤマザキナビスコのライセンス契約終了について。


ハフィントン・ポスト「ヤマザキナビスコ「リッツ」「オレオ」など販売終了へ」


最近、バーバリーやスターバックス、イソジンうがい薬など、日本法人とのライセンス契約を打ち切る事例が多くなってきた。


ブランドの保護や路線変更、収益拡大を考えると、ライセンス契約よりも直営化したほうがやりやすいからね。


USJもそうだったけど、ライセンス契約はリスクも小さくて、規模が大きくなったり、ブランドが浸透したりすれば、直営化で手元に「金のなる木」を手に入れられる。でも、それまでに多くの日本人社員たちの努力もあるのだけれど…。


さて、問題はディズニーとのライセンス契約で、東京ディズニーリゾートを運営しているオリエンタルランド。東京は収益が抜群のはずだから、ディズニーとしては絶対に直営化したいと考えているはず。


けど、実際は高い株価、複数の会社による株の持ち合いで、手を出したくても出せない状況。


おそらく、大株主の京成電鉄や三井不動産、千葉県を説得できたとしても、時価で1兆円以上は買収に必要になると思われる。


ライセンス契約の打ち切りをちらつかせて、買収に踏み切る可能性もあるけど、パークの土地と建物はオリエンタルランドが所有している。単純に資産を買収するだけでも、かなりの金額になる。さて、どうなることやら…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?