予感

そこまで来ている

ゆらゆら

足元が頼りない

あの感じ

そこの角を曲がったら

この足を踏み出せば

心地よい熱を持った

こことは速度が違うような

そこまで来ている

この瞬間の私とは

まるで違う

体も心も

流れに乗って

遠い所まで運ばれる

そこまで来ている

それなら私は

ここで待つか

一歩踏み出すか

もうすぐはじまる

もうすぐはじまる

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