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恥詩集

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後から読みかえして「ウワァ・・・」となる類の詩の数々
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2015年9月の記事一覧

まっすぐまっすぐ 歩くことが 正しいとは限らない 時には止まり 回り道して その足跡は …

迷子
8年前
2

予感

そこまで来ている ゆらゆら 足元が頼りない あの感じ そこの角を曲がったら この足を踏み…

迷子
8年前
1

ナツ

どこまでもどこまでも 突き抜けるような 青い空に向かって じりじりと この肌を焼くような…

迷子
8年前
1

響かない

笑っていれば 幸せがやってくるとか 離れていても 空が皆を繋いでるとか そんな何処かで …

迷子
8年前
1

あなたと別れ 独りで生きて行く そう誓ったすぐ後で 青い空に美しい雲を見た 単なる偶然で…

迷子
8年前
1

ひとやすみ

もういいんだよ いい子でいれば幸せになれるとか 真面目に頑張れば報われるとか そんなこと…

迷子
8年前

孤独の海

正しいことを言えば 独りになるとわかっている でもわたしは言わずにはいられない わたしとあの子は 同じ重さのこころを持ち そのこころに傷がつけば わたしのこころも同じように傷む わたしは黙って見てはいられない そんなわたしを見てみんなは笑う ほうっておけと笑っている 手をさしのべたあの子さえ ほうっておいてくれと言う わたしはずいぶん長いこと 孤独の海に漂っている 鉛色をした暗い海だ そこはわたしのうまれた場所で そこはわたしのくらす場所

ゆるせない

ずっとずっと あなたをゆるし続けた 何年も何年も ひたすらゆるし続けて そしてわたしは …

迷子
8年前

サヨナラは遠い昔

私はまだあなたに恋をしている あなたの顔も思い出せないのに 想い出は日を追う毎に 宝石の…

迷子
8年前
1

正しいこと

あなたの言うことはいつも正しい でも今の私を救うのは 「正しいことば」ではない そんな正…

迷子
8年前
3

はじまり

私はひとりで平気だった 友達もいなかったし ひとりで本を読んだり のんびりテレビを見たり…

迷子
8年前

見てはいけない

なんでさ 見ちゃいけないものを あえて見てしまうんだろうね それを見たら 傷つくことが …

迷子
8年前

片想い

私は恋なんてしていない あなたのことなんて好きじゃない あなたの写真を見てもなんとも思わ…

迷子
8年前

透明人間

あなたはとても 楽しそうで幸せそう そんなあなたを 見ている人たちも なんだか楽しそう そんな中で わたしだけが なんだかとっても 悲しいの わたしはいつも かやの外で あなたの世界に ふれることは できないの わたしは透明人間 どんなに想っても あなたにふれてもらえない