パソコンと私

私がパソコンに初めて触れたのは、高校生のとき。

時代は90年代で、ウインドウズ98が出た頃だったのだと思う。

新しもの好きの父が買い、インターネットもダイアルアップでつないだ。

初めて繋いだのは、Yahoo!だったと思う。

当時から好きだったミュージシャンのことを調べてみたりしたのを覚えている。

でもその頃はまだまだ画像なんて出すのが大変な時代。

表示に出すのに時間がかかりそうだと分かると、すぐにバツボタンを押したものだ。


そして部活で演劇をやっていたので、元々の台本をリサイズして、残したところだけを打ち直したりもした。

たしか当時はワードではなく一太郎。

ワードもページズも使いますが、一太郎は何が違ったのか全然わからないくらい、少ししか使いませんでした。


そして大学生になり、福祉系の学部だったが、授業でワードやエクセル、インターネットの使い方やメールの使い方なども教わった。

そこで、なんかとても楽しかったのを覚えている。


時代的にはiモードが出てきた頃。

携帯電話で、インターネットみたいなのが見れるんだと感動した。そんな時代。


大学の同じ学科には、アニメとかゲームが好きな絵を描く女の子がいて、彼女はブログやらホームページやらを作っていた。

私はそれにとても惹かれた。

自分のマシンを手に入れると、すぐにADSLにつなぎ、ホームページビルダーを入れた。


プロバイダ契約すると無料で使えるホームページスペースがあって、そこに自分のページを作った。


先述の彼女に聞いたり、人のページのソースを見たり、ホームページビルダーでデザインビュー(?)とコードを見比べて、何が違うのかどうしたらどうなるのかを調べたりした。


本当に楽しくて、パソコンが好きだった。

ちなみに初めて買ったのはNEC製のWindowsMe。

よく電源が落ちてディスプレイが真っ暗になったこともあり、XPを自分でインストールしてみたりもした。


昼間は大学、その後バイトして帰るとパソコンに向かう。

ネットサーフィンしてるとあっという間に時間が過ぎる。

好きなアーティストの仲間のサイトを、リンクを辿って見にいったり、隠しページを探したり…


楽しんでいたパソコンライフだったが、大学卒業とともに、ホームページは閉鎖した。


その後はSNSの時代の到来。

ツイッター、フェイスブックなども登録をし、情報収集に使うようになった。


それは今も使っていて、主にツイッターを眺めたり呟いたりしている。


そして仕事を退職し、次に何をしようかと考えていたとき、思い出したのが大学時代の楽しかったホームページ作り。

なにかパソコンと関わる仕事がしたいと思うようになり、職業訓練に通う。


AiやPSを触り、その後HTML,CSSを触り。

新しいこと…でも以前少しかじったもの…を学ぶ楽しさを味わう。


今はそこを修了し、ちょっとだけそれに関わる仕事をしている。

ありがたいことに、学ぶ時間もたくさんある。

CSSも、前よりは少し理解を深められたし、jsも本を一冊なんとか終えられた。

わからないことも多いからちょっと苦しいけど、嫌じゃない。

周りに聞ける人がたくさんいるし、何より楽しい。

CMSでのブログ作成、アフェリエイトやアドセンス、アクセス解析など、やってみたいことを30代後半にして色々挑戦できるのも、楽しい理由の1つ。


そういえば嫌で辞めた前職でも、パソコンを使うときは楽しかったな。


というわけで、やはり私にとってパソコンは教え導いてくれるものでもあるし、パートナーだ。



ちなみに、大学時代は当時の彼氏がパソコン関係を学ぶ大学生(今はアプリ開発してる)で、今の夫はプログラマなので、私はそういう人をパートナーに選ぶんだな。

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