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「氷の薔薇が溶けるまで」 フロスト イン セルバン

2020年に初回18個限定リリースされたパッケージを
1年ほど前に譲り受け、温め続けていました。

私がよくマダミスをプレイしているグループでは
伝説として語り継がれているこの作品。
譲り受ける際にも「やばいよ」言われ、
密林のレビューを確認したら評価が1.5…

気になりすぎるー!

せっかくなので、マダコーメンバーに声をかけ
『低評価マダミスはなぜ低評価なのか?』とかかげ
プレイしてみました!

プレイ…して……み………。


(追記)24.01.16
こちらの記事には、あらすじをより詳細に説明した『状況説明』の画像やシステムについての記述等が含まれます。
犯人が特定できるような内容は記載していませんが、気にされる方は読むのをお控えください。



【基本情報】

人数:4人
時間:60分
金額:2000円
GM:いなくても出来るが、いたほうがいい
作者:シアワセ修練場
場所:パッケージがあればどこでも

【あらすじ】

超能力学園のボードゲーム部合宿が行われている
長野県山田牧場の「ホテルセルバン白雲館」にて
ゲーム会場となった喫茶店の店長が殺された。
雪に閉ざされたホテルセルバンからは入ることも出ることもできない。
犯人はホテル内にいると目されたが、
店長は旅客の全員と何らかの因縁があった。

信州高山温泉郷 奥山田温泉に実在するホテル
「セルバン白雲館」とコラボしたマダミス
とのことです!


【プレイ中の様子】

ゲームマスターが行うルール処理を、
代わりにやってくれる音声ページがあるって。
ありがたい機能じゃん!
早速使おう!

あ、人間じゃなくて機械が読み上げるやつね…。
機械の棒読み音声って聞きにくいんだよなぁ。
音読み訓読みが間違って読まれることもあるし。
しかも、巻き戻しとか早送りとかできないやつだ…。

これはGMをたてて、
付属のルールブックを読んでもらったほうがいいやつだね。

で、その、ルールブックがコチラ

え…?どうしてこうなった(笑)
ここホチキスで留めるなら紙切って!
読みにくいって(笑)

ちなみにこの冊子に犯人が書いてあります
その説明はありましたが、流石に後半に書いてあるだろうと踏んで(正解)
GMを用意していなかった我々は冊子を読むことに。

最初は『状況説明』だね。

ふむふむ…

おっけー、よくわかんないけどわかった!

次は…『交渉フェイズ 練習』

交渉フェイズでは、キャラクター同士の交流や交渉を行うことができます。
このフェイズを使って、まずはお互いのことをよく知りましょう。

(原文ママ)

交渉?練習?議論していいのかな?
でも『お互いのことをよく知りましょう』だから…

自己紹介かな!
私はですねー

ハンドアウトは各キャラハガキサイズ1枚で、
表が公開情報、裏が非公開情報です。

我々はなんとなく嫌な予感がして
他人の表の情報もあまり見ないようにしていました。
まぁ、字が薄いし小さいし読みにくいから
読まなくていいやって思った人もいたかも(笑)

NPCのハンドアウトがこちら↓。
このサイズ感で文字数が増えます。


………
さて…10分もいらんくね?
切り上げよう。

えっと、交渉フェイズの終わりにするのは…
え?これ本気で言ってる?
下手するとここでゲーム崩壊するよね?

ちょっと処理するのやめて、次読んでみるね。

『犯人行動フェイズ』

犯人行動フェイズ!?!?
え、まだ何もしてないけど!?
人狼で言う夜が来たってこと!?


さすがに、ここで一旦中断しました。

【評価】

………………????

とにかく、圧倒的にルール説明が足りてない!
ルール以外もだけど!

だけど、入れたかった要素なんだろうなーってところは
説明がくどい程ある。くどいからわかりにくい。

因みに我々が最初に自己紹介をしていた『交渉フェイズ 練習』が
所謂全体議論のようなフェイズでした。
※ちゃんとやり直しました

そして、かなり重大な問題点として
ゲームを崩壊させられる要素がある
しかも複数。

おそらくテストプレイを一度もしていないのでしょう。
そもそもゲームとして成立していない
ゲームの理解ができないから
ロールプレイしている余裕はないし、没入できない。

でも、物語とは関係ないところですが
しっちゃかめっちゃかだからワイワイはできる。
きっと結束力も生まれる(笑)

振り切ったクソマダで笑えたので満足度1です。
GMたてていたら、中途半端なクソマダになって
満足度ゼロだったかも…。

クソマダハンター様方、伝説を体験たい方以外は
プレイしなくていい作品。

プレイしたら面構えが変わる。かも。

パッケージはとっても魅力的なんだけどなー

【アイスローズ】

氷の薔薇が溶けるまで@ぐりぐり改編ver
「アイスローズ」

という公式改編作品があります。

世界観は同じですがトリックやギミックは異なるため
氷の薔薇が溶けるまでをプレイしている方も遊べるようです。

ただし、アイスローズをプレイしている場合は
原作の氷の薔薇が溶けるまではプレイできなくなるとのこと。

改編の結果、GM必須、5人用(男2女3)、約3時間シナリオに変わっています。
ぐりぐりさんが作成したキャラクターシートは従来の8倍程、
カード枚数は50枚程あるとのことです。

※こちらは何度もテストプレイを行っているようです。


【最後に】

クソマダって、どこか中毒性があるんですよねぇ。

同卓したプレーヤーに共通の感想が生まれて
一体感が味わえるからなのか
単に珍しい物好きなのか…

もし、こんなクソマダがあるよって方がいたら
こちらかX(旧Twitter)でご報告ください!

ぜひプレイしたいです⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

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