クリスマスが今年もやってくる🎶

クリスマス、やって来なくていいよ。サンタクロースはとっくに死んだ。
学校近くにあるでかいブロッコリーみたいな木がピカピカに彩られているのを見る度思う。ストーリーをひょいひょい脳死閲覧している時不意に視界に飛び込むデートストーリーを見る度思う。電車内でこれみよがしにイチャイチャイチャイチャしてるバカップルを見る度思う。

羨ましい‼️‼️‼️‼️‼️‼️(クソデカデシベル)

最早憎いなんて感情はない。爆発しろとも思わない。ただただ羨ましい。本当に羨ましい。いややっぱりちょっと憎い。だいぶ憎い。羨ましい。私が国のトップだったらとっくにお前らを殲滅させてるというのに。枯れきって荒んだ私の前でいちゃこらしやがって。七夕にでも彼氏を願ってやろうかと思ったけれど織姫と彦星がそもそも私の羨まし対象なのでやめた。あんな奴ら信用出来ん。

夢の国に行った。夢の国を免罪符にいちゃつく輩のまあ多いこと多いこと。朝っぱらからマスクを外してキスする奴もいれば着衣版対面座位みたいな座り方してる奴もいる。なんなんだろう。ほんとうに、なんなんだろう。ここはお家でもラブホでも無いが？その場で暴れ回って全員の頭をひっぱたいてやろうかと思ったけれどこのせいで私の人生に影を落としたく無かったのでやめた。私はまだ輝かしいリア充生活を諦めていないので！

登下校中、学校の最寄りから学校までのたったの数分、その道にリア充が増えた。急に。修学旅行があったからかな、誰かが付き合うとみんな触発されていく。繁殖期かな？目の前のカップルは手を繋いでいるけど私の手は寝違えた首をさすることしか出来ない。恋人と繋がせてやれなくてごめんな、私の手…。

度々、友達から恋愛相談をされる。私、あの人が好きなのかもしれない。俺、あの子が好きなんだ。何億回も聞いた。「恋愛相談していい？」のLINE通知、親の指の次くらいに沢山見た。そして大体結局付き合う。クソ！！！！俺にも春をくれよ！！！！！

軽音楽部の発表会で青と夏とかいう青春キラキラ恋愛ソングを歌った。私の目にはその発表を聴きにきてくれている学校のリア充サマが映っていて、殺傷能力が馬鹿みたいに高い皮肉かと思った。

とりあえず結婚を前提にした彼氏が欲しい。サンタさん、頼んだ。