マガジンの説明

現在27歳。人生は果たして長いのか短いのか。

私にとって人生とは一長一短、良い時もあったことは確かだろうが、その良かった時間を全て忘れてしまうような悪い時もありました。ある時は母に自分の人格、性格を否定され、ある時は自分で自分に消えない傷を作り、ある時は自分の愛した人のためになることだからと、自分の心を売る行為をしました。結果的に考えれば今までの人生は良いものでも悪いものでもなんでもないように感じます。良いことばかりが起こる人生では私に今の友人はいないでしょう。今まで出会った奇人も変人も、旦那も。暗いトンネルを何度も何度も通っては、一つのトンネルの暗闇の深さに怯えています。次のトンネルではもっと怖いことが起こるだろうと不安を加速させて。それでも自分の今までを否定することはしたくない。してしまっては前に進めない。

12歳の時は人生はとてつもなく長く感じました。いくら歩いても終わりが見えない。いくら歩いたなら私は心から笑えるのだろう。20歳の時にも長く感じ、人間五十年なんて現代では嘘だな、とうすら笑いを。27歳、人生は長いけれども一瞬だって短く感じたくない、気が付くと終わってしまいそうな今が怖い。その不安を自覚したとき、私は薄暗いトンネルの中で、私という汽車は徐々にではあるけれど着実と、光の先に向かっていることを感じました。

このマガジンはそんな私と、私を支えてくれる旦那・奇妙な友人、未だ整理のつかない母への思い、主治医との話を交えながら当事者から見た・感じた精神医学の使い方、気持ちの変化などを書いていきます。

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