ネタばれあり 劇場版王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン

本日よりついに公開‼
結論だけいうと、最高でした‼戦隊の夏映画を劇場で見るのは初だったのですが時間も30分程度と聞いていたのでコメディ寄りかなぁ?くらいに思っていたのですがかなり濃い内容でした♪
初日なのであんまりネタバレツイできないけど気持ちが収まらないので雑記として書き留めておこうかと(すでに記憶あやしいけど)

<以下ネタバレ注意>

物語はギラくんの戴冠式…冒頭では王座を眺めるギラにジェラミーが「どんな王になりたい?」と問いかけてました。
この問いは本編でもヤンマが(ヤンマは何を成したいかという問いでしたっけ?)聞いてましたね。この映画でもそしてここまでの本編でも大事な軸の一つだったのでは?

そして始まる戴冠式、もちろんヤンマ・ヒメノ・リタ・カグラギ(各国の民と側近達)も来賓として来ていましたが…何やら目的はギラの戴冠式だけではない様子
戴冠式始まると思いきやいきなり女性が歌いながら乱入‼事前発表もあったデボニカ(佐倉綾音)でした…そしてなぜか顔を覗き込むギラ、そして名前を知っているコガネちゃん
まさかの養護園の幼馴染設定‼これはかなり予想外でしたwしかも事前ではハーカバーカの死者とのことで口数少ないのかな?とか可愛いorおしとやかキャラかと思いきや結構口の悪いだらしない系お姉さんキャラで個人的には好感度がぐっと上がりました‼ギラ君に悪態つくの面白すぎたww

なんやかんやで、デボニカの導きでハーカバーカへ向かう五王国の国王達、行く途中はギラとデボニカのやりとりも面白かったんですが…ヒメノ様の「本当に単なる幼馴染?」というセリフが気になるとこでしたね‼
恋の匂いに敏感なヒメノ様の勘なのか、それとも単にヒメノ様のひやかしなのか…気になってしまいました‼
あと置き去りにされたけどしっかり糸をオージャカリバーにつけてるジェラミーさんさすがでしたね‼

そしてハーカバーカに到着する一行ですがこの時点でなぜかギラ&ヤンマ&リタとヒメノとカグラギに分かれていましたね‼
直後にシュゴッダム初代国王ライオニール(中村獅童)が現れてギラ君が一人別行動になってヤンマ&リタチームになってました。
そんなこんなでここからは時系列ごたつくので各チームごとに雑記と感想を

・カグラギ
カグラギ殿は燃えるタキタテ城の内部で待ち構えていたのは前大殿イロキ(雛形あきこ)と対面してました。
ここは事前PVでも明かされていたお話でしたね。個人的には背景が本能寺の変を意識している感じなのかなぁ?と感じました。あと女性でも大殿様なのねw
燃え盛る城でカグラギの裏切りを咎めたり「裏切者は自分も裏切られることに怯え暮らすしかない」みたいな(一部聞き取れなかった)で精神攻撃をして同様するカグラギに爪をたてようとするも…まぁカグラギがその程度で本当に動揺するわけないですよねww
「誰かに頼まれましたかな?」「あなたは人に媚びるのがうまかった…でもそれだけです!私は人の懐に入りそしてすべてを手に入れる」みたいなセリフでイロキを撃退!
ここでのイロキの「随分と黒くなったものだな」って笑ってたのをみて実はイロキ自身革命で首を取られたことをそんなに気にしてないのかなぁ?とは感じました。
ただイロキとカグラギ殿でバチバチに戦闘してほしかったなぁって気持ちはありましたね。。。これも尺のせいなんだろうけどもったいない‼

・ヒメノ
ヒメノはPVにもあった通り、前国王であり自身の両親と対面。
両親は「もう離さない」とヒメノを強く抱きしめるのですが…対面時にはイシャバーナのようなきれいな森の背景なのに抱きしめたシーンではすべての木が枯れているのが描写としてすごいわかりやすくて良かったなぁ。
しかしその直後ヒメノの口から出たのは
「今日はお別れを言いに来たの、さよならのないお別れは美しくないから」「私のお気に入りはチキューにあるの」
というヒメノ様すぎるセリフTT
仮にも幼き頃に別れた両親ですよ??普通の作品なら絶対幻惑?に捕らわれるシーンなのにここで迷うことなく決別を選べるヒメノ様さすがすぎません??TT
もちろん尺もあるんでしょうが、やっぱりヒメノ様はいついかなる時でも気高く美しい御人なんだなぁと改めて感動したしめっちゃ泣きそうになりましたTT

・ヤンマ&リタ
ここは今回めずらしくチームでしたねwほかの三人と違ってハーカバーカの存在自体を信じてないというか懐疑的な印象でしたね。特にヤンマくんはテクノロジーの申し子なのでw
それにしてもいきなりンコソパのヤンマ君の部屋みたいな空間やらケーブルが出てきて、どっから出てきたんそれ?ってなりましたw
一方リタは「帰りたいのに出口がない!はめられた気がする」等今回のギャグ部分の大多数を占めてくれていた印象w普段と違う?かわいらしいリタを見れた気分でしたw
リタも死者の国ということで過去に捌いた罪人?の魂に襲われていつもの叫びを発揮したり怯えていたりといつもとやっぱり違う一面を見せてくれてました…
そしてそんなリタにヤンマがかけた言葉が「見えないものに怯えるより、今見えてるものを大事にするべきだ」というさすが総長ともいえるセリフ!本編でもそうですが総長は本当に総長なんよTT
しかしまたその言葉を受けてリタも我に返るとかではなく「私は裁判長だ!すべてから目をそらさない」(この辺記憶があいまい)と改めて向き合う覚悟決める(セリフが「これは全部もっふん」ってのがかわいくて笑えたけど)ところがキャラとしてキングオージャーはぶれないなぁと気持ちが熱くなりました!!けっきょくリタはうずくまっちゃうんですけどねw

そうこうしてる間にオージャカリバーにつながった糸を見つけチキューとの通信に成功するヤンマ…そしてうそ発見器で仮死?になることでハーカバーカへの扉を開けるシオカラなんですがやっぱりそこはシオカラ君wヤンマに会えた喜びで扉すぐ閉めちゃってどやされてましたww

これを機にたぶんなんやかんやで扉開いたんでしょうねw各王様のところに側近たちがお迎えにきてましたね‼
そしてリタをうしろから抱きしめるモルフォーニャTT
劇場でもモルリタ見れると思ってなかったなぁ・・・そして実は恨んでいたんではなく感謝をしていた魂がリタに寄って来てたことが発覚してましたね。

・ギラ
ここがメインストーリーですね。王になるものにはチキューの真の歴史を知る必要があるといわれてヤンマ&リタから隔離?されるギラとデボニカ。
そして、この後大いなる災厄で人々の命が奪われるといわれ王になる覚悟を問われ立ち尽くすギラ君…デボニカからは「そうやって目を逸らしているあうちに皆死んでいくんだよ」「ギラに王様は無理だ」と言われ、ライオニールには「戦乱の世では優しさでは人は救えない」と言われてしまう始末。
そして、ここで明かされる今回の大筋!ライオニールが蘇って再びシュゴッダムを治めるという計画‼しかもライオニールが蘇るためにデボニカが器として生贄に‼
この辺はなかなか王道な展開ですね‼ところでチキューの真の歴史が気になるんですがどこいったwそしてこの後おきる大災厄ってなんだーww

デボニカを斬ろうとするライオニールをすんでのところで止めて手を引き逃げるギラ君‼その後まぁなんやかんやあって(ほかのメンバーの話が差し込まれる)再度デボニカは自身をライオニールに差し出すものの止めるギラ君
そんなライオネールが「一人を犠牲にすれば多くの民が救われるのだぞ、家族がなんちゃらかんちゃら幸せがなんちゃら」みたいに問いかけるのですが、ここからはギラ君も邪悪ムーブのターン‼
「浅はか!いやそれすら通り越して哀れだな!それがあなたの時代の幸せだったんですね?」と言い返し続けて「世界は地獄だ‼」
えっ?仮にも戦隊のヒーロー主人公が何言いだしてるんだwwってかなり息をのみましたw
ここ含め詳しいセリフはうろおぼえなんですが…本編でも言ってた通り「一人一人の国民が王だ!民に認められてこそ王は王たり得るんだ」みたいなことを言ってました‼(たしか)

そして「どっちの王を選ぶのか」ライオニールのために死ぬのか、ギラと共に生きるのかをギラがデボニカに問いつつ、いよいよ王凱武装vs王骸武装(ここの言葉遊びも最高にかっこいいですよね)
ライオニールさんも本編キャラ同様口上がちゃんとあるの良かった‼見た目は戦士というより怪人(てかパンフにも怪人態ってあったw)でしたねw


前半はクワガオージャーなのでかなりライオニールにいい戦いはしつつも押されてましたね…
しかしそこは王道展開‼オージャクラウンに向かい駆け出すデボニカ…そして「受け取りください我が王‼」といって投げた先にはライオニール…を通り越してギラ君のところへ(わかっててもここのカメラワークいい!!先にライオニールが映るからドキドキするんだよねぇ!!わかってるんだけどさw)
そして「私はギラと生きたい‼ケーキ食べたい‼」という魂の叫び‼
ケーキのくだりは書き忘れたので劇場で確かめてくださいwこのシーンも好きだったな‼単に「生きたい」で済ませるんじゃなくてケーキ食べたいっていうのがなんか本当に生きたいんだなって感じがしてよかったTT

そんなわけでいよいよ最終決戦だぁ‼
ライオニールがデボニカに「裏切るのか?たった一人が反逆したところでなんになる?」と問いかけたところに「逆だ!王が一人でなんになる民が(以下略)!我らは王でありながら王を捨て手を取る王様戦隊」というセリフとともにヤンマ・ヒメノ・リタ・カグラギが登場‼それぞれ今回の映画での決め台詞のターンですね‼

カグラギ「私を出し抜くにはいささか方法が古すぎましたね!」
ヒメノ「両親は死を望んだりはしない!私の思い出を汚さないでくださる?」
リタ「死罪だな!もう死んでるけど」
(ごめんなさいヤンマくんだけ忘れちゃったTT)

リタ様のセリフ最後までギャグ要素を含んでるんよwwこの時点で思うことは「えっ?ジェラミーは置いてけぼり?王様戦隊だよ?」ですが…そこはほら前半でつないでおいた糸を手繰って無事遅れての登場w
「元来クモの糸は地獄につながっているものさ」
ふむふむここはあれだよね!芥川先生の”クモの糸”とギラ君の「世界は地獄だ(チキューとつながっていた)」というまさかの伏線だったという‼
本当に言葉遊び好きなんだよなぁ‼

そしてライオニールとなぜがサナギムの骸?と戦う王様達‼本編よりアクション豪華な気がしたのは私だけ?安定のカマキリ&パピヨンのタッグが今回もカッコよかったぁ><
そして再度ライオニールに王としてやっていく覚悟を問われる王様戦隊ですが最後は6人で「道をあけろぉぉ」と押しやって無事撃破してチキューに帰ってましたね‼
けっきょくライオネールは本当に私欲で蘇りたかったわけではなくて、自分が治めるのが一番だと信じて疑わなかっただけなんだろうなぁwそれにしたってあの性格あったからこそのいまの政治の力関係なんだろうなぁと納得するキャラでしたね‼!

そして無事戴冠式‼
コガネちゃん泣いちゃってるの可愛かったなぁ‼
最後はEDなしで養護園でケーキを食べるデボニカでしたとさ…

いやぁ、書き起こしてみて再度思ったけど本当に30分でした?っていう内容の濃さでしたね‼まだ一度しか見てないのもあってセリフがところどころ正確に聞き取れなかったり忘れてたりしてますが…今作は本当にセリフが丁寧に作られてるなぁってのも劇場版でもしっかり感じました‼
あとは王様達も劇場版とはいえキャラがぶれなかったのもよかった!そうだよねこのキャラならこのシーンではこういう立ち回りになるよね‼っていう納得の展開だったなぁ‼
あとは劇場ゲストの中でイロキだけ登場少な目で本当にもったいなかったなぁ…カグラギと戦闘してほしかったぁTT
あとはゲストだからもちろん匂わせシーンはなかったので脳内補完ではあるけどデボニカは絶対ギラ君の正妻候補よね??個人的には劇場見るまではコガネちゃんが正妻枠だったけど(年齢差ありすぎ?)デボニカいいキャラすぎるんよ‼それにギラ君なら支えてくれるタイプより引っ張ってくれる姉さん女房のが合うと思うんだよね‼
あくまで妄想だけどデボニカが本編に出てきて王妃になるみたいな展開期待しちゃうなぁ><
そして話の都合上しかたないけど劇場でラクレス様みれなかったのは正直ちょっとだけさみしくもあったなぁ…仕方ないんですけどねTT

感想というより雑記の書留になっちゃいましたが、本当に最高な作品でした‼
何回でも見たいけど第二弾入場特典を待つか悩ましい…

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