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義母との同居を解消したい!⑬

ご覧いただきありがとうございます。maiと申します。夫と小学生の息子、そして義母と一緒に暮らす平凡な主婦です。

結婚して翌年には新居を購入、そして入居後に子どもを授かり一見、順風満帆な人生のように思えていましたが、義母との関係が悪化の一途を辿り、とうとう裁判にまでもつれ込んだという、平凡な主婦です。

このお話は、義母との同居という選択をしてしまったが故に、精神的にも金銭的のも追い詰められた我々夫婦の戦いと、その行く末をお伝えする、我が家の物語です。


これまでのお話はこちらをどうぞ↓


⑬【いざ!民事裁判】

相変わらず我が家は、すっかり口論の聞こえなくなった、偽りの平和状態が続いていた。

何のアレか分からぬ手紙が弁護士事務所に届いてから数週間、とうとう来た、被告代理人からの答弁書。義母は私たち同様に代理人(弁護士さん)に依頼して、真っ向勝負を挑んできた

その内容に私たちは憤慨した。

こちらからの主張に対して、そのほとんどが「事実とは異なる」「聞いていない」「不知」のオンパレード。通りで話が噛み合わない訳である。

入居時の約束も忘れ、「最初からそんなことは聞いていなかった」の一点張り。これまでの様々な想いが蘇ってきて、怒りで震えた。

だけど私たちは挫けなかった。

これはあくまでも義母が言っているだけであって、被告代理人がそれを文書にまとめただけの話である。

それこそ「事実とは異なる」なのである。

あの話が長くて、質問にまともに答えもせず脱線に脱線を重ねるのが得意技の義母の話を、よくぞここまでまとめ上げたよ。
敵ながらアッパレだよ。
依頼人を選べない弁護士さんにも同情するよ。

と気持ちを切り替え、冷静になってその答弁書に赤ペンを入れることにした。

このまま言われっぱなしでたまるか、と言わんばかりに…


双方の準備書面が出揃ったら、いよいよ裁判開廷である。いざ、民事裁判!!

日程が決まると、休みを取らねばと意気込んでいたのだか、聞くところによると代理人、つまり双方の弁護士さんがいればそれで済むのだそうだ。

なんだか拍子抜けではあったが、こんなことのために大事な有休を使わなくて済んだので助かった。
結果は追って弁護士さんよりメールが送られてきた。

相手の主張に対する回答を行い、こちらの言い分を主張する。それを裁判官の前で確認していく。これが約2-3ヶ月に1回のスローペースで行われる。

こりゃ長い戦いになりそうだ…と、覚悟を決めるのであった。





つづく

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