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楽しい一歩

片付けが進まない。
昨年秋から心に決めた、というかもっと前から思っていたけど、
いい加減腰を上げることを決意し、去年はまあそこそこ物を処分した。
捨てにくいものは、寄付に出すことにしてダンボールに色々詰めて送った。
そして年末。年内はここまでと断念して、今年に持ち越した。

そこから進まない。
たまにまた気づいたようにちょこちょこと、手放せなかった物にさようならを告げたりしているが、その程度だとやっているようでも目に見えた変化は全くみえない。

そんなところにコーチング仲間のお片付けがお得意のゆかさんという方が片付けセッション募集なるものを発信された。喜んで飛びついた。
そして今日2回目が終了。
オンラインで片付けのお悩み解決、しかもコーチングとはどんなものだろう?と思いつつだったのだが、これがなかなか良い。
キッチンをテーマにすることにした。話を共有しやすいように写真を送らせてもらった。基本的に私が今こういう状態でこれがこんなで、こんなのが酷くて、でも場所がないからしょうがないからこんなことになってて、、、と現状を伝えてるつもりがほとんとボヤキだか愚痴なんだかといった始末。
それでもゆかさんは、ふむふむ、なるほど、あーそうですね、そうですよねーととてもよく聞いてくれる。
たまにこれはどうしてここにあるんですか?とかここは手は届くんですか?とかの質問に、それはこうこうでとか答える。

不思議なもので、そうやっていつも困っていることを口に出して話しているうちに、何がモヤモヤ気持ち悪いのか、整理がついてくる。
私の場合は、いわゆるカテゴリーの違うものが、色んな所に散在していることだった。
ウチのキッチンは収納スペースが本当に少ないので、そうせざる負えなくてそうしてきているのは自分自身よくわかっているのだけれど、それでも話をしていると、ん?もしかしてこんなことできる??こんな風にしてみるという方法はあるだろうか?とかじんわりとだが出てきた。

でゆかさんはとっても優しく気持ちよく聞いてくれるし、私は自虐ぶりを発揮しながら、自分の出来ない話なのになんだかとても楽しい。
この楽しいという気持ちは本当に行動するための身体を軽くする。
前回はタッパ問題に焦点が当たり、タッパが多く(よく使う訳だからなのだが)それも種類がてんでバラバラで場所をだいぶとっていたので、まずそれを統一することにした。
それとともにお鍋などを収納していた大きい引き出しの中もジップロック系の収納袋を頻度の高いものに絞ったり、ツールのお仲間が一緒にいるようにしたりと、まだ完全とはいえないが少し気持のよい場所に近づいた。

今回は便利な場所なのに、実はもったいない使い方してるよねーという引き出しが一番のターゲット。思い入れがある料理本が入っているので、それをある程度間引くことを決意。これもわかっていたけど、話していてモチベーションが上がってきた。
この引き出しについては少し時間はかかりそうなので、とにかく一か月以内には何とかすると目標設定。
一応それで終わったのだが、終了後、話に出てきて気になり始めた雑穀や乾麺系を収納していた場所に手を入れた。
お見せするほどのものじゃないけど(-_-;)言葉だけだと伝わらないだろうから一応。。

炊飯器下

こんなんで私の頭と心はだいぶすっきりした。
ゆかさんは話の要点をきちんと掴んで、私がモヤモヤしている点、どうして困っているかを私の話からとても分かりやすくフィードバッグしてくれるので、そうそうそれそれと私の思考がグルグルから前方への線形に進んでいったのだ。

とても楽しく、心の満足感とちょっとではあるが長らくのモヤモヤから抜けられる第一歩の達成感が得られて、とても心が晴れやかな気持ちになった。片付けコーチング万歳!

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