私的コーチングとはなんぞや

コーチングプレイスというオンライン講座でコーチングを学んだ私は、この3月に無事卒業を果たしコーチングプレイス認定コーチとなった。
認定コーチになったと言っても、自分が今後コーチとしてやっていきたいのかどうしたいのか、正直今はまだわからない。

ただコーチングということの魅力はとても感じていて、ずっと傍にいたいそんな気持ちだ。コーチングで学んだ、人への姿勢、それは相手を承認すること、信頼すること。人は自分の中にきちんと答えを持っていてそれに気づいていくことで、本来の自分を発揮し始める。輝き始める。
なんて素敵なんだろう。
本来の自分を発揮する、これはずっと私が自分自身に願い、掲げてきたことだ。
そもそもというか、本来は人が目標に向かっていくための伴走をする、行動の後押しをする、という未来への行動に焦点を当ててお手伝いをするという役割なのだろうが、私にとってはそのもっと根底にあるところに惹きつけられる。
いずれにしてもきっとセッションにも色んなパターンがあって、重ねていく中で、まずは表面的であっても目下の行動をトライアンドエラーで続けていきながら、そうした中でだんだんクライアントが根っこにたどり着いていく手伝いをするとか、最初から根っこの話だったりとか、同じものなんてどこにもないのだろう。
全てあくまで私の解釈でしかないのでご了承を(笑)

講座で学んだ一番大きなことは、承認されているという感覚がどれだけスゴイ威力があるか身をもって体感したことだった。
百聞は一見にしかず、それ以上だった。
あの時間は私の心をほぐし、リラックスさせ、自分で自分の内部に入っていくという経験となった。
コーチングとはなんぞや、どんなことをするのか、どういう手法があるのか、ともちろん基本はスキルを学ぶ。
でも人ってどんなにスキルを駆使しても、結局は自分の本当の内部と繋がっていなければ、表面的に終わってしまうのではないかと思う。
そういう状態でも上手にこなす人もたくさんいるような気もするけれど、それがどんな気持ちというか、どういう感覚になるのかは私にはわからない。
私自身はきっとそういう違和感に敏感な方なのだと思う。

私は内省が高いので、自分の内部に入っていくことはもともとお得意分野。
でもこれがひとりでするのと、それをしっかり認めてくれてきちんと聞いてくれる人がいるというのは、また全然違うものだった。
自分の心の声に新たに気づくことが何度もあった。
そういった体験をできたことが、コーチング講座で得た何よりの収穫だったと思っている。それこそ、私にとってのコーチングとは何ぞやなのだ。

コーチング講座を卒業した今は、コーチングプレイスのコミュニティ内で同じ仲間たち、今受講中の人や卒業生達と相互セッション練習を続けている。
そこでクライアントとして自分の心の声への気づきを得ながら、今後の自分を模索したり、コーチとして相手を承認し、クライアントが心の声、本来の声を聞けるような傾聴、質問をするよう努めている。相互セッション練習のことを書こうと思っていたのに、コーチングへの思いが溢れてきてしまった。

今日はこれでいいことにしよう。
これが今日の私の心の声(^^)


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