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エッセイまとめ

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つらつら連ねたエッセイたちです。
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#グルメ

ふがふがふ菓子

ふ菓子が大好きなお話。 駄菓子のエッセイでも触れたのですが、なかなか見つからないこのレアなお菓子、いまもむかしもずっと好き。 たぶん黒糖が好きなのだと思う。いやだった給食も、黒糖コッペパンのときはまだ食べられていた気がするし、かたまりで実家にストックしてあった黒糖もたまにつまんでいた。あのごっつい黒糖ちゃん、糖分補給にもってこいなのだ。ちょっと小腹がすいたときとか、染みわたるのです。補給しなくていいときも食べちゃうくらいに魅力的なお味なので、食べすぎに注意。 ふ菓子は見た

アレンジ食パンの記録①

ホームベーカリーで焼いたアレンジ食パンの記録。 引越してきてから、パン屋さんはもちろん開拓しつつ、家で焼くことが以前よりも増えた。そちらのほうがコスパも良い……はずだが、時間のあるときに焼きあがってしまうと、その場でもふもふと味見にいそしむことになるので、結局あまり変わらないかもしれない。1.5斤で焼いたはずが、翌朝みると1斤に縮んでいることもしばしば。ふしぎだなあふしぎだなあ(棒読み) ・かぼちゃガーリック コストコのガーリックブレッド味のポテトスナック、シーズニングが袋

チェーン店嫌いだったころ

学生のころ、美食の街京都に住んでいるという自意識がそこそこ高かったため、チェーン店にはめったに行かなかった。喫茶に行くなら個人経営の小ぢんまりしたところとか、有名どころだとイノダコーヒーやスマート珈琲、六曜社……とにかく、この土地のここにしかないもの、というのがわたしのなかで絶対的だったのだ。脳のグルメ野のあたりが、いずれ京都は離れるんだぞ~と予見していたせいかもしれない。 当然ながらコスパは悪い。天下のスタバ様はともかく、ドトールやベローチェのコーヒーではなくて、良い感じ

薬味克服伝

別になくても生きてはいけるけど、あったらQOLが爆上がりするものたち。たくさんあるのですが、薬味!!!! 幼少期にはわからなかった彼らの重要性、いまならぼんぼん語れるのであった。 ニンニクは薬味というかもうほぼ自然に摂取してきた調味料のようなものなので、昔からずっと同盟を結ばせていただいている。 が、生姜は大学生前半まで苦手だった。あのちょっとツンとする感じとか独特の香りが……ジンジャーエールも飲まず嫌いだったし、実家暮らしのころも口に入れたことはたぶんなかった。で、薬味系

インドカレーの沼

実はインドカレーが大好きなわたし。学生時代に目覚めてしまった。味はもちろんなのだけど、現地の方がやっているあのお店の雰囲気が好き。ぶっきらぼうに見えて実はすごくあたたかい気持ちで接客してるのよ……(本当にぶっきらぼうな場合は芯からのぶっきらぼうなパターンです)サービスがすごいとこはすごくて、セットメニューに載ってないラッシーやらスープやらも自動的にセットにしてくれたりする。満腹必至である。 だいたいそもそもの量がすごい。サラダはもりもり、あの謎の人参?トマト?のやみつきドレ

平たいのが好き

まさか麺の話じゃないだろうな、と言われることが確定していますがそのまさかです。麺!麺は平たいのが好きなんですっ!(裏声)ちょっと例外もあるけど…… きしめんのフォルムにめちゃくちゃ惹かれるのはわたしだけだろうか。もうほんとうにかわいくないですかね。おうどんの通常の太さに慣れているので、たまに見るきしめんは珍しさもあってすごく魅力的。そういえば食堂で、普段無いきしめんがあったら迷いなく行っていたな…… 別に麺としての味がどうこうってわけではないのだが、やはり表面積が横に伸びる