2024年春夏にオススメの香水3選
はじめに
3月の寒さが嘘のようにすっかり暖かくなりましたね。
春から新しい生活、新しい環境が始まった方もいるかと思います。
私は1ヶ月ほど体調を崩したりしていて、やっと元気に復活してきました。
ここから気持ちをシャキッと切り替えたいな!という気分です。
季節の変わり目、体調に気をつけながら気落ちしないようにいきましょう!
本日は2024年の春夏につけたい香水をご紹介します。
爽やかで気持ちが明るくなるような香りを探している方にオススメです。
ぜひ香水選びのご参考になさってください。
2024年春夏 現在の香りのトレンド
まずは今期の香りのトレンドについてです。
ここ数年お菓子のような強い甘みを持つ香りの波がきていましたが、その波が落ち着き、心安らぐフレッシュ感のある香りが増えてきている印象です。
例えば、
・優しいグリーン系
・ヒヤシンスなど柔らかく繊細なフローラル系
・マスカットなど爽やかなフルーティー系
・アールグレイなどのシトラスが香る紅茶系
そして、全体を通してムスクで優しく包まれているのが特徴です。
ボトルもエコボトルやリサイクルガラスボトルなども増えてきていて、まさに自然回帰の波が来ています。
2024年春夏にオススメの香水3選
それでは!調香師MAIが選ぶ2024年春夏にオススメの香水3選をご紹介します!
エルメス / オー デ コロン 《オー ドゥ ルバーブ エカルラット》
こちらのカラフルなボトルは「コロン エルメス コレクション」というシリーズ。
どの香りも軽めでシンプル、濃い香りが苦手な方も纏いやすい香りが特徴です。
このルバーブの香りは私がエルメスの中で一番好きな香りです。
エルメスの高級感はそのままに、爽やかでありながらフルーティーなキュンとする要素が詰まっていて、初恋のような香り。
春夏にピッタリなフルーティーな柑橘系×ホワイトムスクの組み合わせをお楽しみください。
ミラーハリス / イドラ フィグ
2023年に発売したこちらはイチジクの香り。
天然香料の香りが美しいミラーハリスならではの透明感とフレッシュな柑橘系&イチジクが混ざり合い、不思議なみずみずしさを持っています。
梅雨時にぜひ使いたい香りです。
今流行りのアップルサイクル原料も使用されており、サステナブルやSDGsを意識した製品でもあります。
イチジクは少しグリーンがかったようなエキゾチックでもありデリケートでもある香りのフルーツ。
少し個性があり、これから人気が出そうな香料だと思って注目しています!
メゾン フランシス クルジャン / プティ マタン オードパルファム
メゾン系香水の代表、フランシス・クルジャン。
アクア ユニヴェルサリスが有名ですが、春夏にはシトラスの爽やかさが溢れる「プティマタン」がオススメです。
プティマタンはフランス語で“早朝”という意味。
清々しい早朝のパリをイメージした香りだそうです。この香りを纏えば、たちまちパリをお散歩している気分になれますね。
こちらの香りはとにかく柑橘系がフレッシュ。
でもオレンジやマンダリンのような甘い柑橘ではなく、レモンやリツエアクベバのようなキリッとした柑橘系がメインに香ります。
ベースは静かにムスクが支えています。
シャキッと気持ちを切り替えたい時や、朝日いっぱいの晴れた日にオススメです。
おわりに
今回は2024年春夏に纏いたいオススメの香水3選をご紹介しました。
だんだんと気温も暖かくなり、梅雨も訪れ湿気も増す時期。香りで気分をリフレッシュしながら毎日を楽しんでいきましょう!
夏は体臭も気になる季節に差し掛かってきますので、またコラムで対策方法などをご紹介できればと思います。
今後もチェックをお願いいたします!
〈Auragranceのご紹介〉
私が主宰しているフレグランスブランド Auragrance では、
自分だけの香りを創れるワークショップやオーダーメイドを承っております。
自分に似合う香りを作ってみたい方、ぜひ対面のイベントでお待ちしております。
その他、店舗やイベントでの香り製作、結婚式での香り演出も行っております。
詳しくはInstagram、ご予約・お問い合わせはインスタのDMにて。
フレグランスブランド Instagram @auragrance
調香師MAI Instagram @mai_auragrance
〈Profile〉
調香師・フレグランスデザイナー MAI
幼少期より風の香りから四季の変化を感じることが好きで、自然の香りに興味を持つ。
また香水やコスメが好きで化学の力にも魅力を感じていた。
香りと香りをブレンドすることで化学反応を起こし、無限通りの新しい香りを生み出す可能性を秘めている「調香」に魅了され、いつしか調香師を志すようになる。
国内の様々な調香スクールを経て、2018年に渡仏。
フランスの香水学校である ISIPCA と Grasse Institute of Perfumery のサマースクールに参加。本場の調香を学ぶ。
グラースではたくさんの香料会社や工場を周ったり、ジャスミン畑やラベンダー畑など本物の香りを嗅ぐことで経験を積む。
帰国後、香料会社へ就職。
その傍ら、自分が香りを表現する場としてオリジナルのフレグランスブランド “Auragrance” を設立。
オーダーメイドで調香を行ったり、最高傑作の香りを製品化して販売している。
「貴方だけが纏うオーラを創りだすフレグランス」をモットーに、嗅いだ時にハッとするような心を揺さぶる感動と、香りの力をオーラに変えて自分をもっと好きになる願いを込めて活動している。
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