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2023年の仕事人生を振り返る。

過去2年続けている年末年始の振り返りnote。
何だかんだ3年目の今年も描き綴ろうと思います。

オフレコ用(=社内の人用)に今までの人生をまとめたnoteを書いたので、こっちは2023年をテーマに絞って書こうかなと。

今年の四字熟語は「孤軍奮闘」

孤軍奮闘。

この前出した1年越しの入社エントリにも書いた言葉。

良くも悪くも、願っても願ってなくても、偶然なのか必然なのかは分からないけれど、とにかく孤軍奮闘な1年だった。

1人で頑張ったと言いたいわけではなくて、1人でも頑張ったけれど、一方で頼るべくして頼れなかった、もっとチームとしてやれたらでっかい事業に出来た、という意味も含めての孤軍奮闘。


まず、今年のいいこと。HRイネーブルメント事業がまぁまぁ形として立ち上がったこと。

事業の立ち上げ、というもの自体は今回が初めての挑戦。
ただ、前職でもSaaS立ち上げの全体像を把握しながらグロース領域であれやこれやをやっていたので、立ち上げること自体への初めて感はあまり無かったのが正直。

そして、今回の立ち上げのドメイン自体は自分の得意領域。加えて幸いにも、自分はゼロイチ型というか、突破力に全振りくらい突き進むことはできるタイプだと思う。それもあって、0から1にする事はそんなに難しいものじゃなかった。

決して花丸はあげられないし◎もあげられないけれど、売上もそれなりに着地、クライアント様の社数もまぁちゃんと増えた。

当時自分なりに想いを込めて「HRイネーブルメント」という造語を作って命名して、この事業名がまずはBOX内で浸透し始めていることも嬉しい。

一方で、難しかったのは1を10や20に大きくすること。

営業は出来る。案件はめちゃくちゃいただけるし、期待をかけていただける。ただ、私は守りにめっぽう弱い。そして管理力は凄まじく無い。

前職時代は、自分のプロジェクトは自分で完結させることが出来たし、アシスタントが1人付いてくれるくらいだったので関わる人数も最小限で済んでいた。そして基本自分の得意領域の採用マーケ戦略やブランディング案件をメインに担えたので、なんとかどうにかなっていた。(なってない時もあったけど)

それが今年は、アシスタントメンバーと常時10~13人関わりながら、全案件の管理をしながら、コンサルタントとしての現場も動きながら、営業もしながら、という全方向へ力120%な動きをしていて、それだけで精一杯な中で事業も見て、メインコンサルタントは自分1人だけだし、事業側を考えるのも自分1人だしで。

事業を大きくしながら継続させることと、チームとして動くことの難しさを実感しました。

そんな2023でしたが、気づいたことは大きく2つ。

①ポジションはあくまで役割。肩書きはあっても無くてもいい。

もちろん、役職に就くことを否定するつもりもなく、役職を得るために、それをモチベージョンに頑張っている人を否定するつもりもなく。

私は2023年の2月に事業責任者になって、10月には責任者から外れました。
(今でも私を責任者と紹介してくれているBOXの皆様、私は今責任者ではないです🙏)

責任者という役割を得てから、色々な感情と戦ってきました。

事業責任者とは何か?

これがどこまで行っても大きな命題で、小さな問いを沢山追求した先に行き着く問いがいつもこれ。

正直毎日吐きそうだったし、現に吐いてた。それくらい毎日がハイプレッシャーで、毎日が壁で、毎日がチャレンジングだったのがこの頃。

未だにこの答えは見つかっていないですが、責任者になったから見えるものがあって、出来なかったことが沢山あって、弱みを沢山痛感して、経験したからこそ私は事業責任者がやりたいわけじゃない、向いていない、と分かって、肩書きに満足をしていた昔からは1つ違うステージに行けた気がします。

しっくり来たのはこのツイートとnote。

事業責任者と新規事業立ち上げ人とでは役割が違う。

グループの総代表と1on1をした時も、
・ゼロから1を作る、新しいものを持ってくること
・1を継続的に走らせる人
・クローズさせる人
とでは役割は違う中で、得意な部分にベットすればいいし苦手な部分は任せたらいい。と教えてもらいました。

役職や肩書き、立場にだけこだわって、自分のありたい姿を見失うのは違う。

自分の幸せを1番実現出来る仕事には、必ずしも肩書きがついてまわるものでは無い。
時が来たら、その役割を担うに相応しいタイミングがあったら、役職や肩書きがその時後から着いてくる、そんな気がする。

②自分を愛せるのは自分だけ

ご自愛って言葉がある通り、自分を労わって自分を認めて自分を愛せるのは自分だけ。

元々、私は人と共存するのが苦手

人と働くことも、なんとなくなら出来るがちゃんと人と向き合うのは苦手。人に何かを任せるのも苦手だし、頼るのも苦手だし、弱音を吐いたら所属組織から消されるのではないか?というなんの根拠もない恐怖と共に仕事をしている。

責任者という役回りになってから尚更、この特性と漠然とした恐怖は増して、どこまでも1人の世界に篭もりきっていたと思う。

2023年上期の評価面談前後辺りに、弊社代表から、「もっと自分と向き合ったら?」と言われ、そこから半年間かけて書いたのが冒頭に述べた『オフレコ用(=社内の人用)に今までの人生をまとめたnote』

このnoteを書くとほぼ同時に始まったのが社内のコーチング研修。

コーチングとの出会いは自分にとって特別で、自分は人と違うといい意味で感じられた瞬間でした。

責任者を外れるひと月前、1人で戦っていた糸が切れて大きく体調を崩し、以降ほぼ半年くらい体調は戻らないまま引きずっている。

もっと人を頼らないと、チームで動かないと大きな成果は残せない、そうは分かっていても、心と身体がそれについてこなかったのがこの半年。

よくよく考えると、人に頼る以前に、自分自身が自分を信じられていない中で、人に何かを任せるなんて無理な話で。
信じるのもう一歩手前で、自分の心身の健康は自分が1番気にかけて、1番守ってあげないといけないわけで。

振り返ると、今年は人生で初めて大学病院にかかった年でもある。しかも2回。
今まではなんとなく見過ごしてきた身体の不調も結構限界に来ていたようで、精神的にも、肉体的にも見た目的にも満身創痍で、「え、私明日どうなるの?」と日々感じながら生きるのは初めてだった。

総じて思ったのは、まずは自分が自分のために真っ当に生きること。

仕事、事業、人、色んなものがある中で、まず生きる中で1番大事にしないといけないのは自分。
いつ働けなくなるかわからないし、いつ普通に外に出て遊ぶことが出来なくなるかわからないし、ましてやいつ死ぬかもわからない

そんな中で、いつ終わるかわからない人生の不確実性を納得できるように自分を愛せているのか?というと、今の自分はそうじゃない。

まずは自分を1番愛してあげること。心身を労わって、健やかに生きること。
その先に、もっと多くの成果が生まれていくと思う。

2024年に向けて

五星三心占いでいうと、私は銀の鳳凰座。

2024年は12年で「最高の運気」の年だそうです。

キーワードは、
・自分の実力を信じる
・これまでの頑張りの答えが出る年
・夢に向かって動き出せ
・本気で仕事に取り組む
・人生を大きく「軌道修正」できる年

他にもあったけれど割愛。

とにかく来年は運気が良いようです。

運気、運命、あるとは思っているし割と信じているけれど、これを我がものにして上手く持っていけるかは自分次第。頑張ることはやめずに引き続き走ります。

そんな中でも、「好きなことを見つける」「好きなことをアピールする」ことが2024は鍵らしい。

そう知ってやった訳では無いけれど、この年末からオンラインスクールに通い始めました。

学んでいるのは、(予定も含むと、)
・マーケティング
・Webマーケティング
・SNSマーケティング
・ブランディング
・広報/PR
・ライティング
・Webデザイン
・UI/UXデザイン

私はマーケティングが好き。あとはクリエイティブ、モノづくりが好き。

でもそれは独学や、前職の案件で学びながらアウトプットして身についてきたもので、ちゃんとインプットしたことはなかった。
だから自己投資して勉強を始めています。

オンラインコミュニティ上で立てた私の来年のありたい姿は、

「自己効力感・肯定感高めな究極のマルチプレイヤー🏃‍♀️

1年間もがき苦しんで、いっぱい自分と向き合って思ったこと、私はマルチプレイヤーが好き

新規事業をゼロイチで興すことの楽しさは言わずもがなで伸ばしていきたい強み、この事業を興す上で求められる複数の専門知見を1個1個埋めていく感じ。

マーケを知らないと事業は立ち上がらないしグロースしない、各種アウトプットにはデザインの力は付きまとう。1対1やマスへの喋りと営業は人並み乃至それ以上に出来る。だから他の何でも屋のピースの専門性を高めていく。

この学びへの欲求とパワーは、私にとっては自己効力・肯定感に直結する、って人生を振り返って思ったので、心の健康をちゃんと保つために、私は勉強に勤しむ。

この自己投資の意思決定もそうだけれど、自分は人と違うんだっていい意味で受け入れられたのは人生振り返りnoteを書いたから。

そのきっかけをくれたのはBOXであり、代表光史さん。

こんなに人生に向き合う風土が当たり前になっている会社は無いし、人の人生に踏み込んでくれるメンバーが集まる組織もない。本当にBOXは稀有。

この組織だからこそ、私も人生を見つめ直すことができた、そんな1年でした。

改めてBOXに感謝、そして来年もよろしくお願いします!

最後に、今年初めて知って聴いて、じーんと来て、それ以来自分を保つために何度も聴いている曲を書き残して終わります。

もしもキミが 心の中の 悲しみだとか
痛みを抱えきれなくなって
自分自身を今 見失いそうになっても

忘れないで この世には 痛みと悲しみを
歯をくいしばって 抱きしめるキミにだけ
起こせる 奇跡があるってことを

ついにその時が来たんだよ
心臓の音が合図だろ?
誰のマネもしなくていいの
キミだけの花よ咲け

負けないでキミの心 輝いていて
大丈夫 乗り越えられる
くじけないで笑っておくれ 胸張っていけ
キミこそ 僕の奇跡なんだから

作詞作曲:山口隆、編曲:サンボマスター「輝きだして走ってく」からの引用


来年も頑張ろう、頑張る。よろしくお願いします!

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