電車で

ついさっきエレベーターでの在り方について自分なりの考察をまとめてみたので、次は電車の中での考察をまとめようと思う。
どんだけ暇なの笑

電車は幾ばくかエレベーターよりも過ごしやすい空間である。

エレベーターの中と比べたら、通勤時の満員電車は人でひしめき合っていて、身体的にはとても苦しい。だが私にとっては精神的に楽な空間である。

それはなぜか。

皆と同じように乗っていていいから。

なら、わざわざエレベーターおばさんの役割を担うことないじゃない!っていう話になるが、そうはいかない。

あのボタンを押しさえすれば、私が乗っている間は、お前が押せよ、みたいな変な空気に苛まれることもないし、あの短時間の中で色々な気付きを得ることが出来る。

でも電車は私が扉を開けるわけではないので、とにかくそこに居さえすればいいのだ。

それに、嫌いな臭いや喧しい空間に耐えられなければ、車両を移動するか、違う電車に乗り換えればよい。皆で辛い思いをしながらぎゅーぎゅーの空間に耐えて、電車から降りた時なんかは、『友よ、よくぞここまで一緒に戦った。お疲れさん。今日も頑張ろうな』という気持ちにさえなるのだから、もしかしたらとても良い場所なのかもしれない。

私は朝は女性専用車両に乗っているのだが、匂い的には嫌な気持ちになることがほとんどない空間である。朝からしっかり通勤通学するあたり、みんな真っ当な生活を送っているのであろう。

しかしたまに、とんでもないおばばがいる。おばばは列を守らない。おばばはどんどん前にやってくる。おばばはたいていドアの横に生息している。おばばは『おばばですが、なにか?!』という雰囲気を刺さるくらいの勢いで醸し出している。そしておばばの心の声は、平気で外に漏れる。「くそが!!!」・・・聞こえてます。

こんな風にはなりたくないと、私の襟を正してくれるおばば達である。

なんだかんだで平日は毎日2時間半その空間に私はいる。少しでも居心地よく過ごせるよう、みんながそうであるよう、他者に対して小さい気配りをし続けるようにしたいものである。

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