「趣味が散歩」と書ける器がほしい

趣味って何？って尋ねられて「散歩」と答えるのって、結構、勇気がいるなと思う。おじいちゃんなの？とか、ほかにやることないの？とか、思われるんじゃないかとか、実際自分がほかの人にそう思うような人間だったと思う。

ただじゃあ、自分そんなに充実したこと土日にしてんのかって考えると、「あれもやらなこれもやらな」とToDoとリア充ライフに頭を奪われ、結局優先順位もつけられず、ってかそもそも「ほんとにやりたいと思って、やらなきゃと思えてることあんのその中に？？」みたいな虚無感が押し寄せ、どーしよっかなーとか悩んでるふりしてベッドの上でスマホいじってたら夕方になってた。みたいなことばっかなわけです。

だったら「なにやろうかなー」と悩むことを、歩きながらやったほうがいいし、ベッドでゴロゴロするくらいなら、街をゴロゴロしてた方がいいなと。「散歩なんて何もすることがない人の趣味」というのなら、どうせなら「歩きながら”何もしない”をしたほうがトクだな」と最近思います。散歩は、目的たりうる行為なのではなくて、たぶん「状態」なんだなと。それが分かってなかった。「散歩中」という状態は、とてもいいなと。「家でリラックス / 外ではアクティブ」っていうバイアスがあったなあってことにも気づいて、外でぼーっと何も考えずに歩くことをもっと自分に奨励したいと思う。ってかお前フィールドワーカーやん、って。なので、とりあえず用もなく外に出ていこうと思ったわけです。

なので、趣味は散歩です、と言っていこうと思うメモ。