困難

「しんどい」のやっつけ方

しんどいの正体は

「足りない」「めんどくさい」「こわい」
基本はこの3つだなと最近思います。

僕が物事に取り掛かろうとするときに立ちはだかる心の魔はこの3匹。大体いつもそう。だからこの三魔の倒し方を自分の中に必勝法化しておけば大分はかどったり、可能性の原野に旅立ち安くなる。そうそう、旅っておっくうじゃないですか、楽しみだけど、僕も海外に放浪に行くときは前の晩に突然、行くのだるくなったりしますし。可能性の旅に出やすい頭のクセについてっていうメモだったりもする。

「足りない」は知恵で倒せる

こいつは、お金とか時間とかスキルとか、自分がやりたいと思ったことが「できない」と思う心の魔。最初に出てきて一番残酷に事実を突きつけてくるやつです。でも僕はこいつは最初だと思っててなんでかっていうと、ほとんどの「足りない」は知恵で倒せるからです。お金が足りないのであれば足りる範囲でできる方法を考えよう。時間が足りないのであればある時間の範囲で最大の成果を知恵で出そう。スキルが足りないのであればそれができる仲間をパーティに引き入れる方法を知恵で考えよう。ということで、8割の「足りない」は何とかなるし、残り1.5割は、すぐには解決できないだけで分解して「はじめの一歩化」すればまず踏み出すことはできるはず。0.5割くらいは確かにどうしようもないこともあるかもしれないけど、それは旅先を少し見直せば、別の方法で満たせる欲望な気もする。

「めんどくさい」は精神力でしか倒せない

「足りない」は知恵で倒せる。でもその知恵を練りだすこと自体を邪魔してくるのが、「めんどくさい」である。「足りない」の弱点を守護している本当に悪いやつ、みたいな感じです。知恵をひねり出すのは、まじでめんどくさいし、出た知恵を遂行することもまた邪魔してくる。ほんとに強敵である。かの宮崎駿も作画中はめんどくせえめんどくせえと言うくらいであって、この魔が心にいない人はいないんだろうなと。だからこそ、こいつを倒せると、ほかの人がいけない原野がその先に広がっている可能性がすごく高くなるし、多くの創造物は途方もないくらい強い「めんどくさい」をやっつけた賜物なんだと思う。めんどくさいの倒し方についてはいろんな本がいろんなこと言ってるけど僕は『コマ切れにする』『遊び心で立ち向かう』『原野に想いを馳せる』の3つしかないですね。敵を細かく分けて、めんどくささを小さくして、小さく倒していくというのが一つ。日々のルーティンとかもそれだと思うんですよね、コツコツできるようになっていく方法。2つめの遊び心は、遊びにしちゃうってことで、できたらご褒美ゲットとか、妄想力でふざけながらやるとか。三日坊主の人って真面目な人が多かったりするのは、これが足りないからめんどくさいに勝てないってことな気もする。やつはマジメだけな人は好物なので。で最後は、乗り越えた先に得られることを信じるってこと。案外、「なんでこれやろうとしてるんだっけ??」の動機付けやビジョンが弱くて折れるんです。なるべく具体的に鮮明に自分が望む原野を妄想すると、防御力があがると思う。そんなわけで、精神力がカギですね。グリット!

「こわい」は仲間と倒そう

で最後は「こわい」。こいつもなかなか厄介。失敗したらどうしようってやつです。でも実はこの「失敗恐怖」の気持ちって、他者によって起こってることが多い。厳密に書けば「失敗したらどうしよう」ではなくて、「失敗して笑われたり、仲間はずれにされたらどうしよう」のほうが正確なんじゃないかってことです。だったら、そもそも仲間と共に「こわい」に立ち向かえば、失敗を笑う人ではなく、ともに悔しがったり喜んだりできる人がそばにいてくれる状態になる。仲間って主に、「足りない」を倒すときに必要と思われがちなんだけど僕は実は「こわい」を倒すときのほうが大切なんだと思う。一緒に戦ってくれるのが理想かもしれないけど、それだけじゃなくて、応援してもらったり、見守ってくれるだけでも「こわい」には効きます。どこかに孤独は飼って挑まないと丸くなっちゃうけど、その孤独から生まれた思いは、共有したっていいじゃない。共有しているうちに、「こわい」はいつのまにかどいてたりします。


そういうことで、めでたしめでたし。

「こういう魔も結構邪魔してくるよ」とか「この魔はこうやって倒すっていう方法もいいぞ!」っていう考え方があれば是非コメントくださいませ。これはもう人類共通の敵なので叡智を結集させて倒していけば、世の中がもっと前に行くと思うので、なにとぞ笑

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