星野源

「生活が苦手」に共感しかない

星野源が好きである。

好きって言っても、あのこじらせた感じを隠さずに吐露するとことか、音楽も演技も文筆もマルチに才能発揮してすごい自分のままお金稼げてる感じのとことか、映画でケツまるだしで下痢するシーンとかを演じきれちゃう吹っ切れ方とか、ガッキーとキスシーンとかもはや前世の徳がものすごかったに違いない感じなのに嫌味があんまないとことか、コントや演技で見せる狂気とか、そういうところもさることながら、そんなことより、星野さんのエッセイに書いてあった「生活が苦手」という表現に、ド共感したっていうところに尽きます。

金曜の夜に、今日は早く寝て土曜の朝からカフェとかで本読んじゃうぞーとか意識高い系気取ってみたところで、結局パワプロのサクセスやりはじめちゃって気づいたら4時とかになってて、あーもうだめだ死にたいとか思いながら、振り切って何とか寝て起きたらブランチが終わりかけてるような時間で、あーあとか思って何とか布団からはい出ようと思ったところでまたスマホいじり始めちゃって腹減って死にそうになってきて、でも食べ物が全然冷蔵庫にないまま、とりあえずコンビニでおにぎり買って帰ってきてもはやテレビではゴルフ中継とか競馬中継とかこれ無趣味なおじさんターゲットの番組なんじゃねとかまたへこんで、何とか立ち上がって街に出て買い物とかしようかなと思うんだけど何もしてないのに疲れていて、ラーメン食って20時頃家に帰ってきて、あれまたパワプロやってる俺あははっははは~みたいになって気づくと寝不足祟って風邪気味になってるなんて。そういう死にたくなる日を送ってるこれなんなんだろうと思っていた自分にとって、「生活が苦手」という表現がしっくりきすぎて、頑張ろうと思ったわけですw

なんでちゃんと食物をストックして、早起きとまでいわなくてもふつうの時間に起きて、別に本なんか読まなくてもいいから普通に自分がしたいことをして、家事もやることやって、適度に外出して、そういう日々の営みをふつうにできるようになりたいと思うのです。ただそういう自堕落な週末がたまにあったとしても、そういう側面も人ってあるよねともっと柔らかく肯定することからが大事なんじゃねっていう風に錯覚でもいいから思わせてくれるから、

星野源が好きです。まあ、厳密にいうとそんな源くんの毎日をこの言葉で形容したのは星野源母なので、僕は星野源母がすきなのかもしれない。はあ、早く寝よ。

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