椅子とりゲーム

椅子を選ぶか、奪うか、作るか

大学生の頃、白い巨塔を見ていて、ああ大学教授っていうのは、どんなに本人が優秀でも上がつっかえている内は絶対になれないんだなと思ったわけだけど。椅子がはっきり見えたり一つしかなかったりするかしないかの違いなだけで、何事もまあそんなもんだよなあと思う。

だから、椅子なんてのは、すでにあるものの中から選んだり、人から奪ったりっていう発想じゃなくて、ない椅子を自分なりに作っちゃうのがいいんだろうなあ。それはそれで、もちろん同じかそれ以上に大変なんだけど。大変さの度合いの違いというより、周りとの摩擦の種類の問題であって、いずれにしても自分の椅子=居場所は、何かしら人様への価値を発露するという意味で作らないとなと、いい歳になってきて思ったというメモでした。

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