戦ー大喜利団体対抗戦ーという思い入れが強い大会

2018年4月29日、「戦2018-大喜利団体対抗戦-」、通称「戦」が大阪にて行われた。戦は3人もしくは4人で結成されたチームが大喜利で競い合う大会である。プロアマ問わず参加できるが、その団体が大喜利を行う場として機能しているかどうかが、参加資格の有無を明確にしている。

私は2016年6月にアマチュア大喜利デビューし、いくつかの大喜利イベントに参加した。2017年11月には、地元広島で大喜利の会を主催した。関西や九州、さらに東北の大喜利を趣味としている人たちが、旅行がてら会に来てくれた。自分で会を開いたことで、冒頭説明した「戦」に、自分と2~3人の参加者でのチームで参加が可能となった。

最初は出るつもりは無かったが、関西のとある人たちに「出てみたら良いんじゃない?」と声をかけてもらい、出場を決めた。11月の会に参加した、広島と福岡の大喜利プレイヤーに声をかけ、チームを結成した。

エントリーし、LINEで作戦会議を重ね、当日を迎えた。「戦」のルールはこのページを参照頂きたい。簡単に言うと、チームでポイントを取り合う形式なのだが、ポイントを獲得するには、他のブロックの人たちに面白いと思われないといけない。28団体を4ブロックにわけ、各ブロック2組が本戦に進出する。

正直、勝てるかどうかはわからなかった。ただ、やるからには勝ち進んで、出来るだけ多く大喜利がしたいと思っていた。

結論から言うと、僕らのチームは本戦に進出した。さらに、あと一回勝てば決勝に行けていた。敗退が確定した時は、「惜しかったな」とかのんきなことを考えていたが、後に僕らのチームは「全員がウケていた」という理由で、想像以上の高い評価を受けた。その時はまだ、「28団体の中のベスト8に残る事」、「チーム全員がウケること」、「100人近い人数の前で笑いを取ったこと」の凄さがわかっていなかった。後になって、僕だけじゃなく、チームで面白いと認められた喜びを自覚し、噛みしめるのであった。

Twitterや出場者によるアンケートでの「全員面白かった」という評価は、戦から2年近く経っても嬉しい。優勝や準優勝こそしていないので、観ていた人の記憶からは消えかけているだろうが、あの場でウケて、爪痕を残したという事実は揺るがない。

チームで結果を残すことは、個人でウケることとは別種の喜びがある。あわよくばもう一度チーム全員ウケたいし、本戦に行きたい。何なら優勝したい。

他に戦の良いところで言うと、単純にプレイヤーが多く集まるので、お祭りのようでワクワクする。関西の人と、関西ではなかなか見られない人が競い合う姿は見ていて面白い。まだ今年のブロック分けは行われていないが、今から非常に楽しみである。

参加者全員が、勝っても負けても、良い思い出を持ち帰れる。そんな大会であり続けて欲しい。



では、最後に戦2018で僕がウケた回答を。



お題

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回答:これを飲んでからしびれが止まらないけど、このポーズだと平気なんだ

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