![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127079731/rectangle_large_type_2_60466d341c848e9102cb1b3a6fae9b08.jpeg?width=1200)
マリア様には、、、なれない【大アルカナⅢ女帝】
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
年末に一つの本を読みました。
宇宙ものだったのですが、途中で一つ恋愛エピソードが組み込まれていました。
宇宙船に乗って、とある星に辿り着くと
酒を浴びるほど飲み、気がつけばベットに横たわり、自分の上で女性が
戯れていた。。。というHなシーンでしたが
主人公の男性は、その女性がいかに素晴らしいか?を滔々と語ります。
しかしながら、そこは小説、その愛しき女性は呆気なく死んでしまい
主人公の男性は、彼女への愛を何かあるごとに口にしながら、果てない宇宙の旅を続けます。
とはいえ、主人公にはいつも女がいるのです。
あんなに死んでしまった恋人への愛を語っていたのに。。。
宇宙者の物語は、最後まで宇宙を旅する男同士の友情のお話でページがなくなりました。
Mahouの頭の中には、宇宙の話よりも『男の恋愛への美化』が
もやったまま読書を終えることになります。
恋愛は、男性が告白するよりも、女性が告白した方がうまくいく、、、という統計があるそうです。
男子は一番好きなのがA子ちゃん。2番目に好きなのがB子ちゃんだった場合、
B子ちゃんから告白すると高確率で2番目に好きなB子ちゃんとお付き合いす始めるそうです。
女子は一番好きなのがA君。2番目に好きなのがB君だった場合、
B君から告白すると高確率で、お断りをするそうです。
これが、男女の恋愛脳の差だと、Mahouは常々思っています(爆)
宇宙ものの小説に話を戻せば
主人公の男性は、最後まで最愛の女性への愛を口にしながら
ちゃっかり他の女性と旅を続けていたり、一緒に過ごしていました。
主人公の愛を語るその口に
『どの口が言う?』(怒)と思うのはMahouだけではないでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1704761975824-xHgqv3AObP.jpg?width=1200)
そんな男性を本当の意味で受け入れてくれるのは、女性の愛ではなく
『母の愛』のみでしょう。
主人公の男性を「恋愛対象者」としてみれば、『信用ならない男性』となりますが
「自分の息子」としてみれば、
『どんな時でも息子が1人よりは、誰かそばにいてくれる人がいればいい』と
セリフが変わります。
母の愛になれば、『息子の幸せ』が最優先であり、対になる女性は誰も同じですからね。
マリア様のように、全てを受け入れるには、自分の立場によって感情がまるっきり変わると言うものです。
つまりは、Mahouはこの宇宙ものの小説を読みながら、主人公の男性を
恋愛対象者の『一個人としての男性』として読んでいたのだと、分析が出来ました。
途中までは面白かったのよね。
愛した女性が死ぬまでは、いい感じだったのにさ。
死んで、悲しみに暮れる姿も良かった。
でも、、、
しばらくしたら、また違うエピソードが出てきて、また生き生き旅を続ける主人公が、『気楽に?』その場その場で女性と過ごすシーンを繰り広げられると
『この作者は男だな』とか思っちゃうわけ。
実際作者は男性だったんだけど(笑)『詰めが甘いな』とか思っちゃうわけ。
気を許すと大いなる心で、小説の主人公も作者の男性も、あの人もこの人も
うっかり受け入れない心の狭いMahouが出て来てしまったという、
自己反省な冬の読書でした。
タロットMahou
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?