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予測不可能を可能に③

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

社内トラブルのを機に退職してしまった方達の思考。

Mahou個人の推測です。
①自分なりにどうすれば商品が売れるチラシを作れるか?調べ上げる。
②幾つかのパターンを参考に「これだ!」と思えるフレーズに決める。
③「これなら絶対に売れる」と確信をし、気を回してチラシを発注する。
④自信を持って、社内に告知をする。
⑤すると、「いきなり」全否定される。
⑥自分がどれだけ一生懸命に作ったか?すらも理解しようとせず怒鳴られる。
⑦努力が認められないこんな会社にいても、将来性はない。
⑧こんな会社を辞めて、自分の実力が活かせるところに転職しよう!

予測不可能②より

とりあえず仮説として、ここからお話を進めましょう。

昨日も言った通り「主語」が多い。
『自分が』どう思ったか?どうしたか?が多い。

例え、先方とのやり取りの担当者の気持ちや
先方会社と自社との関係性や、先方商品開発者の気持ちまで思いを馳せていたとしても
「売り上げが上がれば、それでいい」で全てまとまっていた様子が伺えます。

炎上商法的に、一時的に爆売れしても、
商品によっては、それが後を引き、次回作に影響を残しかねません。

その担当者だけを責めるのではなく、ある一定の人数がその傾向にあると
Mahouは長年の鑑定活動から、感じ取っています。

それは、『想像力が未熟であること』です。

本人だけの思考では、そこまで行き着かないのです。
想像力をうまく使える人、俯瞰的に物事を見ることができる人にとっては
「それくらい何故できないんだ?」「考えればわかることだろう?」と
言えることだとしても、できないことはできないんです。

家庭内の環境か?学校教育か?世代か?個人の資質か?読書の量か?
原因は一つではなさそうです。

嘆いても仕方はありません。一定数そう言った思考の人が存在すると
理解する方が、前向きなのかもしれません。

それではこちらをご覧ください。

【今回は大きく表示】

大アルカナ0『愚者』のタロットカードです。
こちらのカードを見て、みなさんはどんな状況だと思いますか?
少し考えてみましょう。


タロットカードの意味を知っている人は、何を言わんとするか?すぐにわかってしまうかと思いますが

若い青年が意気揚々と一歩踏み出す絵です。

ですので、『正位置』の意味は『その晴々しい表情』から連想される華々しい言葉になります。

でも、足元を見てみましょう。
『崖』がすぐ目の前まで迫っていますね?
でも、若者の目線は上を向いている。

彼はどうやら新しい旅に出るようですが、足元の靴は履いているのでしょうか?
タイツ姿のままでしょうか?
崖以前にも、旅に出る荷物の量でもなさそうです。

手に持つ白い薔薇や、先導する白い鳩は、『味方』や『ご加護』をイメージさせますが、
何よりも目の前には崖が存在します。

一歩間違えば、奈落の底。。。。。

さぁ、話を戻しましょう。

今回のエピソードで登場してきた広報担当者は、このような状態だったのではないでしょうか?

自分の見たい未来しか見えていない。

ビギナーズラックで、うまくいったこともあったのかも知れません。
が、今回は無理そうです。
目標高く前進することは素晴らしいことですが、自分の足元を見ることを
すっかり忘れてしまっていました。

自分だけではなく、自社の運命すら脅威にされしてしまっているとは露とも思わずに。

考え方が浅はかだ!と一口に言うのは簡単です。先のエピソード2件とも、担当者は退社しています。

いなくなったからいい。と言う話でもありません。

どうしたら、この「想像力」「全体を見る目」「将来を推測する予測力」を
体得することできるのでしょうか?

答えは千差万別。
人によって違うのも、これまた難しくします。

ただ、Mahou個人として感じるのは
『自分の力で物事を考える経験値が足りな過ぎて、社会に出てしまっている』のだろうと推測します。

ゲームのリセットのように
『(会社を)辞めればいいや』という逃げ口が、存在するのだろうとも。

そして、『なんとかなるや』の平和的感覚が備わり過ぎているのだろうと。

いい世の中なのか?そうでないのか?なんとも言えません。
ただ、彼らの縁が切れちゃうのは、もったいないな。と純粋に思うのです。

私たちの周りには、理不尽がたくさん。
少しでも滞りがなくなる世の中になってほしいと願います。

みなさんも、想像力豊かな人生にしましょうね。

タロットMahou

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