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父親と夫①

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

【30代女性 4年前に結婚 1児の母】

誰もが羨む結婚式でした。
当時の花嫁は、眩く煌めいています。
新郎は、新婦しか見ません。新郎にとって外野は目にも映らなかったでしょう。

幸せすぎるカップルは順調に御懐妊をして、無事に出産。
絵に描いたような幸せな新米家族の生活をしていました。

とはいえ、、、
みなさんご想像の通り、そんなにうまくは進みません。

相談者の奥さまは、気の利かない夫にどうしてもお小言を言ってしまいます。
相変わらず夫は自分を愛しているアピールは前面に出すので、注意をすれば、すぐに取り掛かってくれます。
でも、奥さまは思うのです。
「言われないとやらない、気が利かない夫」

思いの外、子育ては大変でした。
「夫の気が利かないは、愛が足りないのだと思います。」

その言葉を聞いて、Mahouは、ちょっと質問をしてみました。
『どうして愛が足りないって、思うの?愛されている実感はあるんだよね?』

「自分はもっと丁寧に、親に育ててもらったから。」

彼女は一人娘でした。
特にお父様は、一人娘である彼女に、全身全霊つきっきりで構ってくれた記憶しかない。と言います。
もちろん程度の差は各家庭であるとは思えども、
彼女の夫の「言わないとやらない」態度は、理解ができないという感覚のようです。

なるほど、文化の違い。。。というすれ違いなのかもしれない、とその時Mahouは思いました。

改めてタロットにアドバイスを聞くと
『歩み寄りが夫婦の絆を強めていく、諦めることなく言い続けるが良いだろう』
とのこと。

確かに、父親との関係は、もうすでに30年近いもの。
夫との関係はまだ数年。
この差は理解してあげる必要があるのかもしれません。

すっきりしない表情のまま、彼女はその日鑑定を終えて帰っていきました。

続きます。

タロットMahou

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