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予測不可能【R Wands ACE】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

対人トラブルの中に
「思いもよらない言動をする人」と言う存在がいます。

全く同じパターンのトラブルが2件同時に舞い込みましたので
皆さんと一緒に考えていきましょう。

と、あるプロジェクトが進行しています。
一致団結して販売、成功に向かっています。

営業広告担当者が、気がつくと「周囲に何も相談なく」チラシを作成していました。
出来上がったものを見て、周囲はびっくり仰天。

どうしたことか?その商品を蔑むような文言が使われていた。と言う事態。

もちろん社内関係者が、こぞってそれを引き止めます。
が、担当者は逆ギレをして、会社を辞める!と言う出す始末。

ざっくりなあらすじですが、最初に言った通りに、2件それぞれ別会社の別商品のお話です。

このあらすじの中に、すでにいくつか問題点が含まれていますね?
みなさん推測してみましょう。

【逆位置Wands ACE 先が見えない】

一番わかりやすいのは、営業広告担当者が「周囲に何の相談もなくチラシ作成をしていた」と言う事実ですね。

「何で誰にも相談しなかったのだろう」とまずは思います。
次に出てくるのは
「何で誰にも相談せずに自分の判断だけでOKが出ると思ったのだろう」です。

もちろん、担当者が素晴らしいチラシを作成していたのであれば、問題にはならなかった可能性はありますが、それはミラクルであって、会社の組織上は単独判断をOK出来る環境はさほどないかと思います。それが組織、会社です。

しかも?作成したチラシは、会社内部関係者がびっくり仰天するくらいの文言。
商品を蔑んで笑いを取ったり、キャッチーに注目を集める手法。
いわゆる炎上商法のような文言でした。

こちらで取り扱う商品は、自分の会社が生み出したアイテムではなく、他社との協力体制で、作り出した商品。
その商品自体は、こちら側の会社でなくても売り出せられるもの、
いわゆる『入札』を経て、販売権利をやっと勝ち取り、ここまできた流れがあります。

このあらすじをお伝えするだけでも、多くの方は
「その関係性で、この商品は炎上商法はやばそう」と想像していただけるか?
と思いますが、広告担当者は、そう思わなかったのでしょう。

会社組織になると、仕事が細分化してしまいます。
実際の商品開発に携わった人と、営業の人、販売の人、経費管理の人と
全員が全員、当事者と話し合いをするわけではないので、どうしても肌感覚がドライになってしまいます。

とはいえ、せっかく勝ち取った販売権利。
商品権利を持っている会社からすれば、「自分の商品を蔑んだキャッチフレーズ」など言語道断です。(先方が納得してくれているのであればまだしも)

実際は、商品権利を持っている会社との関係性で、これまでもこちら側に
売上利益が、かなりの良い結果をもたらしてくれています。

びっくり仰天した内部関係者にかなりの叱咤を受けた、広報担当者が示した態度は
「私はこの会社辞めます!」宣言でした。

一気に話が飛躍していきます。
それすらも周囲は、担当者の逆ギレ度合いが、目が飛び出すくらいのびっくり仰天。社内を嵐が吹き荒れました。

落ち着いて考えましょう。
何故、広報担当者は逆ギレをしたのか?

ここには双方が全く違う価値観が存在します。

広報担当者は、
「商品は売れてこその実績、売れるためには炎上商法でも売上が出れば、
結果的に商品開発会社にとっても利益になる」

と考えており、さらには
「自分が1人でここまでチラシを一生懸命作ったのに、それを全部否定するのか?」といきなり自分の世界観に向かう承認欲求を爆発させます。

会社内部関係者は、上記の通り、
「今まで培ってきた相手の会社との関係性や、思い入れが入った商品に対して
尊敬の念を感じられないフレーズがOKが出るわけないのに、チラシを作成してしまって、経費をかけてしまっている」ところを叱咤します。

『目的のためには手段を選ばない』
『目標として相手側の希望に沿ってさらに結果を出す方法を活用し、提案する』

似ているようで、方向性の全く違う論争が始まってしまいました。

続きます。

タロットMahou

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