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おしゃべりが止まらない【Wands 9】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

【40代女性 バツイチ 会社員】

長年のお客様であります。
年に1回、定期検診のようにMahouの鑑定に来てくれます。
そんな彼女が、今回初めてこんなことを相談してくれました。

「会社の人に嫌われているような気がする」

ふむ?
昔からよく知っているので、そんな傾向はないはずだとは、心で思いながらも?
『どんな時にそう思う?』と聞いてみました。

「この間も、昼食時間に、会社の女性社員さんたちとお弁当を
一緒に食べていたんです。
一回りも下の後輩が「ライブに行った」と言ったので、
なんだか嬉しくなっちゃって、気がついたら自分が好きなアーティストの話を
ずっと自分がしていたんです。」

そして彼女はこう付け足しました。
「年長者で、若い人たちの話を聞いてあげなければならない立場なのに
最近気がつくと、ずっと自分の話をしてしまうんです。
気がついた時には、みんな苦笑しているような気がして。。。」

なるほど、そこまで聞いてMahouはタロットに聞いてみました。
タロットは言います。
「話す相手がいないのが原因」

もっと深ぼっていきましょう。
相談者の彼女は、決しておしゃべりではないのはMahouも知っています。
だからこそ、彼女が自分から話してしまい止められない、と聞いた時は
おや?と思いました。
彼女にはお子さんもいて、会話をする人が全くいないわけではないのです。

ただし、この現象が多くの人が体験しています。
それは、、、

『相手の話を聞いてあげることはあっても
自分の話を聞いてくれない人がこの傾向にある。』のです。

このタイプの方は、友達がいないタイプではなく、案外多くいたりもします。
しかし、その友達がリーダー的存在だったり、仕事相手として話を聞く立場だったりすると、「話す」ということは日々行われていても
自分の想いを吐露することが「少なすぎると」何かのスイッチでタガが外れ
自分を止められないくらいずっと話し続けるという現象が起こりえます。

【Wands 9 心の声がたまってしまう】

このパターンの一番の厄介なポイントは「自分が気が付かないうちに」というところです。

「誰も話を聞いてくれない」と自覚がある人はまだいいのです。
話し相手を探せばいいのですから、対策がすぐに探せます。
が、いつもニコニコ人の話を頷いている優しい人ほど、ある時このような現象が
起こりやすい。
自覚がないから、不安に苛まれ、変な行動をとり誤解が生まれがち。

今回は、人になかなか言えない相談事を伝えてくれたおかげで
自分の知らないストレスをご本人が認識できました。

「確かに、自分から普通に話すことはないかも?
だから、テンションが上がると、話し始めて自分を抑えられないのかも?」

早めに相談に来てくれたので、周囲はまだ「変な人」という印象にまでは
陥っていない、とタロットが答えてくれています。
もし、このストレスに気が付かずに、ずっと「自分中心にずっと話している」が
通常になってしまうと、いわゆる「お局様」に変化してしまっていたでしょう。

確かにMahouにも経験があります。
仕事終わりの夜にやっと帰宅していると
電話がかかってきて2時間もずっと自分の話を一方的にしている人がいました。

しまいには「Mahouは何も自分に(電話をかけてきた本人)何も話してくれない」とか言っていましたが、
いやいやいやいや、2時間ぶっ続けでずっとあなたが話しているだけだから?と
心の中で叫んでいました。

そう考えれば、きっと話がとまらない人は「ちょっとした会話」をする相手が
そばにいないのかもしれませんね?

お友達を探す、という事柄がハードルの高い時代だったり、
年齢だったりもしますが、「茶飲み友達」的な、広く浅ーいお付き合いを
心がけるといいかもしれません。

まずは気楽な挨拶から、始めましょう。

タロットMahou



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