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中之島美術館と私
刺繍ブックカバーの作成日記として
このnoteを書いています
ですが直後だったり真っ最中だったりすることで
大切なところが抜け落ちていることもあり
こうして完成品をあらためてご紹介する日も設けています
先ごろ完成したのブックカバーは
![](https://assets.st-note.com/img/1719109862764-xit24DJNDW.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719109906622-Obb8LSgVTY.jpg?width=800)
どちらも「中之島美術館」の外観を取り入れました
大阪中之島にある最近できたばかりの美術館
ふたをあけてみれば、まわりのどの建築物とも違う
墨色のボックスをそっと空から置いたかのような外観
一度みたら絶対他と混同することのない印象の強い建物です
四面すべてにとられた四角形やテトリスの棒みたいな形の窓
周りの風景を鏡のように映す感じ
そこが一番好き
で、今回は墨色ボックスをあずみの木綿の黒で作り
初夏の緑に一番近い布を使って窓を形作りました
額縁の内側については
「すきな場所のこと」では
クロスしたり大きく広がったり
美術館はとにかく「階段」だなあと思っていたので
それを薄く刺繍したあと
私自身まだ間に合ったことのないバラ園を思って
重なるように刺繍したのでした
「スケッチブック」は
おんなのこがすっかりアート気分に浸って
晴れた道を歩いていく様を刺繍しています
彼女は時々でてくる
ロンパールームのお天気みどりちゃん(そろそろちゃんと名前を作りたい)
を懐かしんで作るうち原型をとどめなくなってきたおんなのこ
私の分身といいたいくらいの愛着
![](https://assets.st-note.com/img/1719110977077-4Bj9e4ssLC.jpg?width=800)
今は少しだけアプローチを変えて
中之島をブックカバーにしようと用意しているところです
私は「佐伯祐三」の絵が好きで
大量に所有している中之島美術館に並々ならぬ関心があります
だけど建築に関しては
アマゾンプライムで「名建築でランチを」など
視聴する程度にとどまる浅い知識
そういう意味で中之島美術館の名前を出すことに
抵抗、いや引け目があったわけですが
私が何を言っても別に
そんなたいそうなことでもないかなと思いなおしました
時々陥る自身のとらえ方間違いでした
昔から堂島・中之島にいくと全身に変な甘いスイッチが入ってしまう
その感じがいつか
ブックカバーにできたらいいのにと
ぼんやりは思っています
それはだいぶ先のことでしょうが
とにかくまた新しくできあがりましたら
こちらでご紹介させてください
![](https://assets.st-note.com/img/1719482665047-QTqLJp7gxl.jpg?width=800)