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2020ドラフトと2021ドラフト

2021年のドラフト会議の日が近づいてきました。昨年の振り返りと今年の予想を書いておきます。
当たっても、外れても、後から読むとおもしろいので自己満足のために。

2020ドラフト

昨年のファイターズのドラフトはその当日から高評価でしたが、ルーキーイヤーのシーズン終盤になってもその評価は変わりません。

伊藤大海
ドラフトの時は抑えのいないファイターズの守護神候補かと思ってましたが、抑えに杉浦が配置されたことで伊藤は先発に。
その後の活躍は言うまでもないですね。
想像以上の成績を収めています。しかしこの成績でも新人王確定でないのが悔しい。有原は8勝、高梨は10勝で新人王だったのにな……
残りの期間でオリックス宮城の成績(勝ち星、防御率など)を上回ることができるでしょうか。

五十幡亮汰
キャンプインしてすぐケガ離脱してしまいましたが、5月の交流戦での活躍はめざましいものがありました。
しかし6月に再度肉離れで離脱し、最近やっと二軍で実戦復帰。今年は無理して一軍に上げるよりも体作りに専念して、来季また一軍に上がってきてくれることを期待します。ケガさえなければ活躍できるのは間違いないので。

古川裕大
「打てる捕手」という触れ込みだったはずが、全然打てなくて打率は2割と1割を行ったりきたり。
噂の強肩もあまり見ることができず、大丈夫かな…?と思ってましたが、シーズン終盤の今、打撃が上向いてきました。打撃フォームを少し変えたように見えますが、それで何かを掴んだのでしょうか。
キャッチャーというポジションを考えても、新球場の頃に上がってきてくれれば。

細川凌平
シーズン序盤に骨折で離脱。シーズン後半に入ってやっと実戦復帰できました。
離脱中もトレーニングを続けていたのでしょうね。体がひとまわり大きく逞しくなっていました。
高卒ルーキーですので、焦ることなくこのまま育ってほしいです。

根本悠楓
こちらも高卒、しかも早生まれ(3/31)で体も細く、素材はいいけど時間はかかりそうだなと思っていました。
ところがシーズン前半は防御率1点台という目を見張る活躍をファームでしていて、もしかしたらシーズン終盤のお試し昇格もあるかも…などと思っていたのですが、7月ごろから試合には姿を見せなくなり、9月に入ってやっと中継ぎで実戦復帰。おそらくどこかを痛めてしまったのでしょうね。
ゆっくり育ってください。新球場で待ってます。

今川優馬
先日初ホームラン(一軍初安打)が出ましたね。
ベンチを盛り上げるムードメーカーぶりであったり、新入団選手発表の時にホテルにバットを持ち込んで野手を誘って素振りしたり、二軍にいた時には万波や清宮と一緒に打撃練習するような「周囲を巻き込む」力を持った選手です。
まだ打撃成績は本人としても物足りないでしょうし、もっと上を期待したいのですが、杉谷拳士のようにチームになくてはならない存在になりそうです。

松本遼大
ファイターズ初の高卒育成投手
そういえば最近試合で見てない気が…ケガしてますかね…?
こちらも高卒なだけに素材はいいけど時間はかかりそうなタイプ。ただ前半戦(投げてる時)を見る限りでは着実に成長しているので、同世代の大卒が入ってくる頃まではじっくり見ていたい投手です。

齊藤 伸治
新人合同自主トレはコロナで参加できず、そして最近姿を見ないなぁと思っていたら、いつのまにか(試合中のケガではなさそうなので練習中のケガ?)半月板損傷してて手術で離脱という不運なルーキー。
前半戦で投げている時には悪くなかったので、出遅れ感は否めませんが、ケガが治ってからに期待です。

2021年ドラフト

昨年と違って誰がほしいというのはないのですが、このへんの選手がほしいというのだけ書いておきます。

1位 高校生投手
高校生豊作の年といわれてますので、ファイターズの傾向として高校生投手を取りに行きそうです。
中でも風間、小園あたりが本命かと。
もちろん競合が予想されますが、外れた場合は更に高校生に行くのではなく、以下の順位がひとつずつ繰り上がるような感じになる気がしてます。(佐々木朗希が外れて河野に行ったように)

2位 即戦力投手
昨年ドラフトで獲得した投手は伊藤、根本の2人(育成でも2人取りましたが)だったこともあって、今年は投手多めに行きそうな気がしてます。
なので2位も投手。
左は先発中継ぎともそれなりにいるので「どうしても左がほしい」というようなこだわりはなさそうです。右でも左でもいいから、即戦力になりそうな投手で。

3位 即戦力内野手
少し前までは、即戦力の二塁手が欲しいと思ってました。イメージとしては横浜の牧のようにパンチのある打撃の二塁手で、渡邉が競い合えるような選手が欲しいと。
ただライオンズから佐藤龍世が来たことで、渡邉・佐藤(どちらも守備より打撃の評価が高い)がいるなら、同じようなところに行かずにショートを守れる選手がいいかな、と思い始めています。
平沼の移籍により、石井一成とその下の世代の間が空いてしまいました。であれば、社会人大卒の即戦力ショートの方が欲しい気がしてます。
欲を言えば長打が打てる人!ホームラン打てる人!そんな選手、ドラフト候補にいるのかな…?


4位 高校生外野手
昨年は細川、一昨年は上野しか高校生野手を取っていません。そしてその2人は内野手なので、世代的にもうそろそろ高校生外野手がほしいです。
現状は外野手飽和状態ですので、即戦力というよりも素材型でじっくり育てる選手を獲得しそうです。
こちらも長打力のある選手がいいですね。


5位以下
今年も6人くらいは取りそうな気がするので、あと2人くらい投手を取るのではないかと。アバウト。

注目選手

北海道の球団として北海道出身の選手を集めたいという話を前に聞きました。
個人的には道産子高校生である旭川実の田中投手、北海の木村投手、宮下選手、大阪桐蔭の松浦投手に注目しています。
中でも宮下が好きなのですが、ポジションがショートなんですよね……さすがに3年連続高卒ショートは取らなさそう。
※宮下選手は現時点でプロ志望届が出ていないので、進学等の可能性もあります

それと、道産子以外では廣畑敦也に注目しています。
去年、今川が見たくて都市対抗を追っていた時に目を奪われたのが廣畑。その後、色々な媒体でヤクルトファンである(名前も古田敦也から)という話を聞き「ヤクルト指名して!!」と熱く願っています。ヤクルト指名して!!!!


余談ですがヤクルトの指名についても1位だけ予想を。
昨年は1位が早川×→鈴木×→木澤で、2位が山野ということは即戦力の左がほしかった(木澤は右ですが)ということが見て取れます。
ところが即戦力となってほしかった木澤も山野も現状一軍戦力になれていません。
トレードで田口を獲得し、高橋がめざましい活躍をしているので懸案の左不足はある程度目処がついたとはいえ、やっぱり今年も上位指名で即戦力投手に行くのではないかと思います。
「どうしても左」と考えるなら、隅田
「左の先発は石川、田口、高橋が計算できる」と考えるなら先発でも中継ぎでも考えられる廣畑
なのかなぁと思ってます。

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