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赤いひなげし。韓流詩人の愛に涙。今日はシリアス天声真語

赤いひなげしに込められた思いに涙
今日はシリアス天声真語

韓国の詩人で女医の故,柳 春桃さんの詩集「あなたは私」。朝鮮戦争で大切な方を亡くし、限りない哀悼の思いが込められた作品集。装丁は国境を超え友情を育んできた母が担当。赤いひなげしを亡き恋人の生まれ変わりとして描いた。ナポレオン戦争で荒廃した戦地に赤いひなげしが咲き乱れたという伝説がモチーフとなっている。

ニーチェの「ツァラトゥストラかく語りき」
にこうある。
「一切の書かれたたもののうち、私はただ
血を持って書かれたもののみを愛する。
血を持って書け。そうすれば君は知るであろう。血が精神であるということを」

この作品に心が揺さぶられた理由がわかった。間違いなく詩に絵に心血が注がれて
いるから。

アフターコロナの日韓交流イベントで
展示の機会があれば是非。
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