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平野プロの究極麻雀名鑑がすごすぎる話

これこれ、こういうのがいいんだよ。

平野良栄プロ(連盟30期)の連盟麻雀プロ名鑑サイト(github)を見て、思わず唸った。

まずは実物を見てほしい。

これ、すごくないっすか。

縦軸には、連盟プロ数百人が50音順に並んでて

横軸には、各プロの写真、Twitter、Instagram、youtube、blog、wiki、入会期、段位、出身地、誕生日、鳳凰戦出場回数、同直近ランク、同最高ランク、桜花出場回数、同直近ランク、同最高ランク、JWRC出場回数、特昇出場回数、最強戦出場回数、同決勝回数、関連記事件数、関連動画件数、放送対局リンク数、ロン2平均着順がシンプルにまとめられてる。

だけでもすごいが、この後が素晴らしい。

なんと、横軸の回数データをクリックすると、歴史の詳細が見れる

たとえば、和久津晶プロの鳳凰戦出場回数21回をクリックすると、こんな感じだ。

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一目で、和久津プロが、A1在位3期、現在もA2在位する女流トッププロであること、和久津プロの昇級降級の歴史、各節のポイントの歴史がわかる。

女流桜花の回数をクリックしても同じだ。

たったの1クリックで、その選手のプロとしての戦績の歴史を極めて詳細にたどることができる。

本当に素晴らしい。

情報は思い入れを生み、ひいては熱量を生む。

たとえば、ファンが、ジャイアンツの坂本勇人という選手を観るとする。

もちろん、坂本のプレイそのものやそのシーズンの成績、なんとなく今までも実績がある選手だという情報だけでも楽しめる。

でも、坂本勇人は、高卒3年目で3割を、高卒4年目でHR30本をクリアした天才だが、キャリア中盤では一時打撃成績が伸び悩んでいた。それが、近年また強烈な成績を残しているという情報の歴史を知っている方が、絶対に楽しめる。

あるいは、晩年の村田修一について、打撃成績が衰えてしまっているが、改めて詳細な打撃成績の歴史を見返せば、そうか、あの村田がここまで衰えたか…でも、なんとかもう一花咲かせてほしいというような、哀愁を味わう楽しみ方だってできる。

麻雀プロ界隈は、ファンに対し、この手の選手の成績の詳細な歴史を全然示せていなかったので、ものすごく損をしていたわけだ。

平野プロの麻雀名鑑は、個人のサイトであるにもかかわらず、ここを劇的に改善した。

麻雀プロの普及という点において、平野プロは二階堂姉妹やタッキーに比肩する仕事をしたと言っても過言ではない(かもしれない)。

このサイト、拡散力ある人にもどんどん拡散されるといいなー。

そんな話。

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