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Mリーグドラフト2022雑感!変化とかエールとか

Mリーグドラフト2022雑感をばをば。

1.パイレーツの選手の変化

朝倉さん、石橋さんが退団し、鈴木優さん、仲林さんが加入。従来のパイレーツの卓外イメージといえば、世界一やさしい海賊団でしたが、仲林さんの破天荒さ、鈴木優さんのけれん味が加わった今、この海賊団を世界一やさしい海賊団と評するのはいささか語弊があるでしょう。世界一危険な海賊団?うん、さすがにそれは言い過ぎか。それでも、どこかに、ヴィンランドサガのヨーム海賊団のようなリアルな攻撃性を感じさせる海賊団になったように思います。となると、今シーズンは、コバゴーさん瑞原さんのキャラクターにも注目したいところです。というのも、二人とも、どんなときでも変わることのない打牌選択とは裏腹に、結構、卓外では求められているロールをこなすイメージがあるんですよね。なので、海賊団の雰囲気の変化に合わせて、もしかしたら今までのMリーグより少しだけ攻撃的な、バスターズ時代を彷彿とさせるような応答をするコバゴーさんやオニハラこと鬼のように厳しい瑞原さんを見られるかもしれないので、それも結構楽しみだったりします。

2.サクラナイツの選手の変化

沢崎さんが退団し、渋川さんが加入。自分の中では、サクラナイツというチームは、非常にバランスを取るチームだと感じていました。今までで言えば、最高齢沢崎さん、最若手で女性の岡田さん、連盟の千両役者内川さん、(指名時世間的には)無銘の名刀・堀さんと、四人の属性をうまいことバラけさせて、パーティーとしてバランスを保つことを強く意識していたように見えたんですよね。なので、今回は、たとえば男性の超若手とか、最高位戦の人とか、岡田さん、内川さん、堀さんとはあまり属性が近くない人を取ると思っていました。思っていたんですが、よく考えたら、(いつの時点で渋川さん獲れそうだってなったにせよ、)渋川さん獲れそうならデザインもクソもない、そりゃ渋川さん獲る方が絶対いいっすよね。渋川さんが獲れるってなった時点で、こまけーことは後で考えようとかそんな感じなんじゃないかなとすら思います。やっぱり、配信の人気に加えて、名解説は名プレイヤーなのか?という渋川さんだけの物語までついてくる今の渋川さんには、それだけの価値があると思います。森井監督と四人が、この後どのようにチームを創っていくのかも含めて楽しみなところです。

3.指名された3プロへのエール

四十にして惑わず、多くの職業人が職業上の絶頂期を迎えるであろう年齢にして、現最高位のカンバンを引っ提げて参戦する鈴木優プロ

雀王のカンバンはもとより、最強の公式解説は、はたして最強のプレイヤーたりえるかという物語が一番盛り上がったところに正面からぶっこんだ渋川難波プロ

破天荒かもしんねーけど、雀王はまだ獲ってないかもしんねーけど、それでも俺ぁ誰よりも麻雀がつえーよと嘯き、その打牌だけで世界をねじ伏せ指名にこぎつけた剛腕、仲林圭プロ

そうなんです。3選手全員、麻雀の強さこそレゾンテートル。そんな猛者どもが、今までの実績とか評価とか人気とかそういう貯めてきたもん全部をチップに変えて、300万の大観衆の前で、その麻雀の強さを証明するため乾坤一擲の大博打をする夢舞台。Mリーグ2022シーズン、楽しみですねえ!

そんな話。

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