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風林火山IKUSA

昨日、EX風林火山は、「風林火山IKUSA」というプロジェクトを発表しました。
プロジェクトの副題は、スペシャルスパーリングパートナー(SSP)選考会もしくは新入団選手オーディション(公式スライド1p)。
プロジェクトの概要は、チーム力強化のため、SSP選考会を行い、Mリーグ2022ー2023シーズンの終了後に、総合的な判断として現所属選手のうち契約を更改せず、欠員が出た場合、同選考会は新入団選手のオーディションに切り替わる(公式スライド2p)とのものです。

僕がEX風林火山のファンになったきっかけは、なんといっても2021シーズン終了後のオーディションでした。松ヶ瀬さん、本田さんはもちろん、最強アフロ・友添さん、サンオンザビーチ浜野さん、怪人・坂本さん、超超超新星小沼さん、帰ってきた90年代長村さん、琉球イケメン平良さん。めちゃくちゃ個性的で、強くて、それでもおそらくは、2022ドラフトで指名されるには優勝しなければならないだろうと思われる人が集結し、文字通り人生を懸けた短期戦を行いました。僕は本当に痺れました。松ヶ瀬さん本田さんはもちろん、今でも変わらず、準決勝メンバー全員を応援しています。
また、松ヶ瀬さんを世に出したという素晴らしい功績もさることながら、僕はもともと、与えられた条件の中で一番勝った奴が一番強いと思っているので、オーディションという極限の一発勝負で、現実に一番勝ってみせた者が、順番待ちをすっ飛ばしてMリーグに殴り込みをかけるという構図も、実に痛快だと思います。
だから、僕はオーディションすごく好きですし、2021オーディションで本格的にEX風林火山のファンになりました。
また、Mリーガーの入れ替えについても、僕は、入れ替えまくってほしいとは思っていませんが、絶対に入れ替えるべきではないとも思っていません。プロ野球選手の契約更改と同じで、Mリーガーの契約満了は、各チームの総合的な編成判断で決めればいい。もちろん、滝沢さんのように、己に強固な自信がある選手は、FAしたっていいと思います。

ただ、そのことと、甲子園大会中に、監督が来年はこういう形で新人を取ろうとおもっているんですよガハハとか言い出して納得できるかは全然別な話です。

かつてEX風林火山は、2021シーズンのファイナル進出を逃したら解散するという企画を行いました。あれと、さらにそのあと滝沢さんが出て行ったことでチームを離れた人も多かったように思います。ただ、僕としては、あれは、闘いの最中に別な人のオーディションの準備を始めますとかいうバカげた企画ではなく、敗退すれば現3選手が退団するという、あくまで二階堂亜樹、滝沢和典、勝又健志3人の現選手の運命だけに注目して観ることができる企画だったので、そのスパイスいるか?とは思いましたが決定的に興を削がれることはありませんでした。

でも、今回はあれよりずっと最悪です。最悪に比較の副詞をつけるのもどうかと思いますが、それぐらいがっかりしています。
こちとら、EX風林火山のMリーグ2022-2033シーズンがどういう結果になるにせよ、今まさにそのドラマを楽しんでるんすよ。現メンバーによる現メンバーの闘いに熱狂し、優勝はもちろん、(今年は入れ替えルールの対象なので、)なんとしてもファイナルに進出してほしいと願い、そこにドラマを感じてるんすよね。
いったいどういう感覚で、チームがまさに今Mリーグ2022-2023シーズンを闘っている最中に、2022-2023シーズン後に契約更改しない場合のオーディション準備のプロジェクトを始めますなどと言いだすのか、自分は本当に納得できないです。

2021オーディションは、シーズン終了後にスタートして、公表・募集・決勝・指名まで終わらせられているわけですが、入れ替えルールの適用があるにせよ、そうでなくとも契約満了するにせよ、シーズンが終わった後に退団選手の発表をして、その後に企画の発表じゃダメだったんすか?
もしも、日程的にそれだとどうしても間に合わない利益、たとえば、早く発表しないと既に人気のプロの日程が確保できないとかがあったとしても、それはもう諦めるしかない利益だったんじゃないすか?
まあ長々と書いてきましたが何が言いたいかと言いますと

頼むよ、EX風林火山運営!頼むから、シーズン中はシーズンのドラマに集中させてくださいよ!

と。もうほんと、そう言いてーっす。
そんな話。

すみません、普段は、もう発表しちゃってるんだからブツブツ言ってもしゃーないでしょと思うのですが…。本当に申し訳ありません。

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