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リストラーズの何切る問題🀄️

とある日の午後、リストラーズの旧ホームページにあった何切る問題をポストしたところ、いつも教わっている某プロから連絡がきた。
あとから知ったのだが、まさかのリーグ戦の合間にわざわざ教えてくれたのだ。
その時は簡単なやりとりで終わったが、次の日さらに詳細な解説(ものすごい長文)を送ってくれた。
すごく勉強になったのと、自分なりに噛み砕いておきたかったので、備忘録として残しておきます。

この牌姿からの何切る問題

①1m切り
②3m切り
③9s切り

選択肢は3つだが、某プロによると②の3m切りの上位互換に5m切りがあると言う。
②は萬子の一気通貫を見切る手。であるならば、MAX純チャン三色まで見る5m切りがおすすめだとのこと。受け入れ枚数も5mの方が多い。

一緒に送られてきた有効牌の表

①の1m切りが受け入れ枚数も一番多く、萬子の一気通貫、789の三色同順、ダブドラの5sの重なりの可能性まで残すバランスのいい一打。ロスは1mのみで純チャンは見切る手です。

デメリットとしては雀頭がなくなってしまうので、聴牌形が単騎待ちになる可能性があるのと、ツモ牌次第で手が安くなってしまう可能性が一番高いとのこと。

平和にしかならないことも…

③の9s切りは、一見ダブドラの5sを絶対切らないという思考に見えるが、その思考だと1mは完全な余剰牌になる=9s切りも1m切りも実は変わらない。
それよりかはカン6sを先に引いた時に、3m2mと落として最終形を好形(リャンメン待ち)にできる選択を残したいという思考の強い一打。
(最終形を強くする+余剰牌で安全牌を持ちたい)

カン6sを引いて次に何を切るか

この形になった時の1m切りの受け入れは10種34牌(456789m6789p)リャンメン先引きが15牌なので、縦重なりの枚数の方が多い。
ここでの3m2m落としのリャンメン固定の受け入れは4種16牌(47m69p)差が18枚もあるし、手広く打っても最終形が好形(リャンメン待ち)になる確率が高い。
ということで結局1m切りになるので、③の9s切りよりかは①の1m切りの方が優れた選択とのこと。

以上のことから、マジョリティは①の1m切り、思いきった意志の強い一打は5m切りとのことでした。(近藤誠一プロならもしかしたら5m切りかもよ?とのコメントつきw推しがバレてます笑)

③の9s切りも巡目が早いのであれば、萬子の清一色や九蓮宝燈まで見れるのでありとのこと。
(私にはまっっったく思いつきませんでした!)
柔軟な発想にプロって本当にすごいな…と思いました。

リストラーズとしては、ネタとして載せてた何切る問題だったと思うんですが、考えるの楽しかったし勉強になりました!
現在ホームページはリニューアル中とのことですが、またこういうのがあると嬉しいな。


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