見出し画像

麻雀プロの加藤さん🐿️🀄️

リストラーズの加藤さんが鸞和戦ベスト16に勝ち上がりました!次は何と放送対局です!
これってすっごいことなんだけど、麻雀のこと知らない人からすると、そうなんだ〜くらいだと思うので、私なりに説明したいと思い、noteに書いてみました。

麻雀プロとは?
麻雀プロの組織は1つではありません。主要5団体があって、各団体がそれぞれプロ試験を行い、そこで合格した人が麻雀プロを名乗れます。

・日本プロ麻雀連盟
・最高位戦日本プロ麻雀協会
・日本プロ麻雀協会
・麻将連合
・RMU

他にも団体はありますが、上記の団体に所属している麻雀プロでないとMリーグの選手にはなれません。

Mリーグとは?
サイバーエージェントの藤田社長が設立。
団体を超えてチームを作り、リーグ戦で対局を行なっています。野球のシーズンオフに合わせて、10月からシーズンが開始。
ABEMAで月火木金の19時から放映しています。
現在9チームあり、1チームの人数は4名まで。
男女混成チームであることが条件。
優勝チームは賞金5,000万円。
選手の最低年俸も400万円に設定されています。

麻雀プロの仕事は?
上記のMリーグで活躍するプロは、麻雀プロの中でも限られたプロで36人しかいません。彼らはMリーガーとしての仕事に加え、イベントや麻雀バーなどのゲスト活動や執筆など、また人によってはYouTubeや芸能活動の仕事をされています。
それ以外のほとんどの麻雀プロは、
①雀荘経営や雀荘勤務、麻雀教室の講師をしている②麻雀とは全く関係ない仕事で会社員として勤務
③各団体の事務局など裏方の仕事をしている
のいずれか、またはその組み合わせで仕事をされていて、休みの日にプロ活動をされている方が多いです。

麻雀プロ活動とは?
各団体が主催するタイトル戦(リーグ戦やトーナメント戦)に参加することが麻雀プロ活動です。
タイトル戦で優勝すると賞金はありますが、参加するにも参加費がかかります。地方在住のプロは交通費や宿泊費などかかるので大変です。
タイトル戦によってはアマチュアも参加できます。本業が他にもあるプロやアマチュアが参加するので、予選は土日祝に行われるのがほとんどです。

鸞和戦とは?
日本プロ麻雀連盟の主催するタイトル戦の1つ。
今回が4期目なので比較的新しいタイトル戦。
参加条件は日本プロ麻雀連盟に所属する30歳〜49歳までのプロ。ルールは連盟公式ルール。
予選は3回あるうちの1回のみエントリー可能。
昨年は一次予選で226名のプロが参加。
放送対局はベスト16から。

放送対局とは?
日本プロ麻雀連盟の場合、夏目坂スタジオを使って
・ニコニコ生放送
・OPENREC
・YouTube
上記で実況と解説をつけて生配信してくれます。
ABEMAでも視聴できる放送対局もあります。
リーグ戦でも上位のリーグ(鳳凰位戦は主にA1とA2リーグ)であったり、タイトル戦のベスト16ぐらいからしか放送しないので、勝ち上がらないと出られません。

加藤さんが参加した鸞和戦予選②
今回は一次予選に78名のプロが参加。11時開始。
会場は巣鴨道場、錦江荘、じゃん亭の3会場。
一次予選は3回戦目までの成績がマイナスだとそこで足切り。4回戦目までの成績上位者(25名)が二次予選へ。
二次予選はシード選手を加え、32名での対局。
巣鴨道場で16時から。
一次予選と同じように3回戦目までの成績上位者(16名)までで足切り。4回戦目までの成績上位者のうち、1位はベスト16へ。
2位〜9位の8人で2回戦行い、各卓の上位2名がベスト16へ進出。

加藤さん、本当にお疲れさまでした…!
11時から錦江荘で4半荘、巣鴨道場に場所を移動して16時から4半荘、そして最後に2半荘の計10半荘…
私もたまにプロアマとか麻雀大会に参加するんですけど、麻雀ってものっすごく疲れます。。。
(4半荘でも真剣勝負だとぐったりです…)
頭を使うので、お腹もすごく減るし(お昼がっつり食べても途中で何か食べてカロリー補給してます)
今回のスケジュールがいかに過酷か…
その中でも結果を出して素晴らしいです。

実際に対局を見てないので、成績表からの印象ですけど、マイナスを最小限に抑えた公式ルールらしい立ち回りだったのかなぁと思いました。
78人中→23位、32人中→9位、4人中→1位
勝ち抜くのって本当に大変だと改めて思いました。
こういった形式の大会って参加したことないので
(タイトル戦のアマチュア予選って、すっごく強い人ばかりなので)面白そうだな〜とちょっとやりたくなりました笑

ベスト16の放送対局は4月11日(木)と4月18日(木)
放送対局になると途端に平日ですよね。。。
加藤さんがどんな麻雀打たれるのか、ずっと観てみたいと思ってたので、いつかは放送対局…!という願いが叶って嬉しいです。

本業との兼ね合いもあるし、大変だと思いますが、ファン一同応援してますので、頑張ってください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?