王牌は16枚残し の効用

前回に続き、私が提案する麻雀の新ルールについて。
今回は「王牌は16枚残し」について説明します。

ドラ表示牌を2枚開きつつカンは4つまでOKなので、シンプルにカンドラのぶん王牌を伸ばすと16枚(8トン)にせざるを得ない‥‥というだけなのですが、これには意外な効用があります。

王牌14枚(7トン)という現在広く使われているやり方だと、鳴きが全くなかった場合に東家と南家のツモが1回ずつ多いという問題があります。これは公平ではありませんよね。

王牌16枚にすると14枚に比べツモ2回分が減るわけですから、鳴きがないとき各家のツモ回数は同じになります。
従来はたかがツモ1回ということで見逃されてきたことなのかもしれませんが、全員が同じ条件で勝負するのは非常に重要なことですから、これが改善できるのは地味ながら大きな意味があると思います。

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