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麻雀AI「NAGA」vs 現役プロ雀士 /麻雀AIは人間を超えたのか? Part1

はじめに

以前、自身の麻雀配信中に「SuphxやNAGAとひたすら打てる麻雀ゲームソフトが販売されたらいいのに」などと話をしたことがあるのですが、先月たまたま開いた麻雀AI「NAGA」のチャンネル入会ページで「個室呼び出し」機能なるものを見つけたので、早速NAGAチャンネルに入会してNAGA3体との対戦を実況配信してみました。

↓NAGAチャンネル

↓配信のアーカイブはこちら↓

ちょうど年末休み期間中だったので41半荘ぶっ続けで打ってみました。
※12時間以内に収まらなかったので後半3半荘は分割してます。


NAGAの個室呼び出し機能とは

NAGAチャンネルに入会した際、会員ランクに応じて付与されるNP(ナーガポイント?)を使用し、ネット麻雀「天鳳」の指定した個室にNAGAを呼び出し対局することができるサービスです。NAGA1体呼び出すのに必要なNPは1体につき東南戦で40NP、東風戦で25NPとなっており、人間1人対NAGA3体で打つ場合1半荘120NPかかります。付与されるNPはダイアモンド会員(月額2200円)で月5000NPなので1ヵ月で打てる回数が5000÷120=41.666…で41半荘となってます。

個室に呼び出せるNAGAは「ω(副露派)」「γ(守備重視)」「ニシキ(標準)」「ヒバカリ(超門前派)」の4タイプあるのですが、各タイプの対戦成績は「ニシキ(標準)」が一番良いらしいので、今回の対局では3体とも「ニシキ(標準)」を呼び出しています。

NAGAと対戦する前の勝敗予想

自分の知っているNAGAの実力のほどは、約1年半前にNAGAが特上十段になった頃の印象のままだったので、当時の「まだまだ自分の方が強いだろう」という考えをこの企画を始める前も持っていました。


実際にNAGAと対戦した感想


「想像していたよりずっと強い」

1月に入ってNPが5000に回復したので正月休み中に早速もう41半荘(今度は2日に別けて)打ってみたのですが、「正直自分と同じかそれ以上に強いかも」という印象を受けてます。

因みに自分がどれくらいの実力を持っているかを知らない方もいるかと思われますので簡単に過去の実績の一部を紹介させていただきますと、

ネット麻雀
・天鳳ストレート十段
・鳳凰卓最初の500戦安定11.2段以上※500戦以上ランキング1位

天鳳メインID:不聴ぱみゅぱみゅ

・鳳凰卓1000戦以上安定段位9超え
・雀魂最初の100戦トップ率51%

100半荘トップ5割以上

・ドマ式麻雀MANA鯖ELEMENTAL鯖ダブル"mahjongmaster"

競技麻雀
【主なタイトル戦歴】
2014年 ウラヌスカップ 優勝
第2期・5期 しゃるうぃ~てんほう 優勝
第8回 チャンピオンロード~ClubNPM~ 優勝
第20期 雀竜位戦 準優勝
2015年 RMUスプリントファイナル 準優勝
2017年 チャンピオンロードグランドチャンピオン大会 準優勝
2019年 チャンピオンロードグランドチャンピオン大会 準優勝
2019年 しゃるうぃ~てんほうガントレットマッチ 準優勝

といった感じなので主観的に見てもそれなりの実力を持っているのでは思います。麻雀AIと人間の実力差を測る為の人柱となるのに最も適した人物の内の1人と言っても過言ではないでしょう。

対「NAGA」82戦の戦績 ※今後も継続するのであくまで途中経過


平均順位が2.59なので今のところ負けていますね。
ただ、NAGA3体は全く同じ実力な為、試行回数が増えれば3体とも同じ平均順位になるはずなので、上家が2.39、下家が2.54と結構な差があるということは82戦程度ではまだまだ実力通りの結果は出ていないと言えるでしょうから、ここから自分が上振れを引いて巻き返す可能性も十分あると思います。

また、NAGAのサービスにはURL牌譜解析というものもあり(むしろこっちがメイン)、個室に3体呼び出すとポイントバックで実質0NPで牌譜解析が行えるので、全対局解析レポートを行い、一致率、NAGA度、悪手率の平均も出してみました。

牌譜解析レポートはTwitterなどで見たことある方もいると思いますがこんな感じのやつです。

解析レポート成績
打牌解析レポート

レポート上部のもろもろの数値が高いほうがNAGAにより近い実力を備えている証明となるのかと思いますが、自分の場合"NAGAと同等"ではなく"NAGAより上"でなければならないので、一致率を上げるために打ち方を変える等の予定は全く無いです。

今後の予定

前述しましたが82戦ではまだまだ試行回数が少ない為、とりあえず1000戦打つまで継続する気があります。※1000戦打っても負けてたら勝つまでやります。

冒頭で月に41半荘と書きましたが、NAGAチャンネル退会⇒再入会で新たに会費を払えばNPは再度貰える仕様らしい(伝聞です)ので、やろうと思えば月に82、123、164半荘といくらでも打つことは可能な為、1000戦打つのも年内にはいけるでしょうし。

また、一度牌譜解析したレポートはURLを共有して誰でもビューアで閲覧可能となっているので対NAGA戦の解析レポートはある程度まとめて随時noteへアップしていく予定です。自分の打牌選択だけではなくNAGA×3体の打ち方も閲覧できるので解析レポートは実力アップの一助になりえると思います。

ただ、試行回数を重ねるためにはそれなりの課金が必要な為、解析レポート用記事は有料とさせていただき、売上が伸びるほど対局数が増える仕組みにできたらいいなと皮算用してます。

最後になりますが、これまでの82戦と同様にNAGAとの対局は全て自身の下記youtubeチャンネルにてリアルタイム実況解説配信するので興味のある方は是非チャンネル登録お願いします!

本記事は無料記事ですが、馬車馬のごとく自分とNAGAを戦わせたいと願う方のためにサポート欄を設けました。売り上げに応じて対局数ならびに配信頻度が増えます。


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