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誰もぼくの話を聞かない癖に、後で文句は言ってくる 2023.04.20

一月末、お金が底をつきたのに、どうしても必要な支払いがあったのですよ。結構高額。あの時、一律5万円で色んな仕事を請け負いました。ここで言えるもの、言えないもの諸々。ここぞとばかり足下を見られて、どう考えても5万円じゃ安すぎる案件ばかりいただきましたね。ありがとう、覚えてろよ?

その一つにロゴや内装その他を丸投げされたお弁当屋がありました。このブログでも何度かネタにしましたね。ご飯が美味しくないという、致命的な業を背負ったあのお弁当屋さんです。手作り!って名乗ってるけど冷食だらけで「手で弁当箱に詰めてます」って意味の手作り弁当の店。

コロナの影響で弁当の需要は高まるって、二年遅い発想の元、脱サラした先輩夫婦の店。メインターゲットは学生だから、質より量と値段で勝負!と言い切った、最初から誤った方向に突っ走ったお弁当店。おかげさまで本日、開店から1ヶ月が経過しました。

オープン三日間は記念価格として300円で販売したのでお客が殺到。まさかの長蛇の列でした。勝利を確信した店長夫婦、SNS投稿の浮かれっぷりは見事なものでした。

もちろん通常価格に戻った四日目から、笑ってしまうような閑古鳥状態で、開業一ヶ月にして早くも大ピンチを迎えています。初月から大赤字。昨日の来客数4人だったそうです。良い感じに酔って寝ていた昨日の深夜、何とかしろ!と電話がありました。

何とかしろと言われましてもですね、ぼく飲食店のコンサルじゃないんですよ?

最初から問題点については意見したんですよ。

●立地が悪い(最も重要な点)
●味が悪い(米の種類と炊き方何とかしろ)
●無駄にメニューが多い
●内装・外装にカネをかけすぎ
●他人任せの部分が多すぎ

特にこの五点は何度も何度も意見したんですよね。でも聞く耳持たず。立地の件はもうどうにもなりません。移転するだけの体力があれば移るべきですけど。少なくとも味は何とかしないとダメです。メニューも半分に減らすべきでしょう。でも何よりも必要なのはオーナー夫婦の意識改革なんですよね。

この期に及んでぼくに連絡してくるとか、まず自分で考えろよって思います。あと他人を使い過ぎ。オープン前にビラ配りとかポスティングやりましょうって提案したら、自分たちでやるのは恥ずかしいし面倒くさい、業者に発注してくれって言って来たんですよ。そういうとこやぞ?

ぼくが今までロゴや外装、内装に関わった飲食店って、一店残らず一年半で廃業してるんですよね。最短4ヶ月。今回は何だか新記録を達成しそうです(笑)


ブログからの転載です。

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