温度

最近人と関わる事が億劫になることが多い

もともと人付き合いが得意じゃないし、
「来る者拒まず、去るもの追わず」で人に執着しないようにして過ごしてきた
相手に期待することも辞めて、何も求めないようにすれば余計なことで傷つかなくて済むから楽なのだ
1人が好きなこともあって、そこまで不自由では無い
寂しくなる時もあるけれど、なんとかできるようになってしまった
そういう時に誰かに頼るべきなんだろうけどな
まだできないや

人と関わると、その人との温度の差が見えて苦しくなる
個人的な感じ方の問題なんだろうけれど、自分の温度が低いからこそ相手の熱に耐えられなくなる
物事に対しての熱量だったり、相手に対しての好感度だったり、色々なところで温度差を感じる
それに自分が熱をもっていても、ちゃんと相手に伝えられないことが多い
友達も先輩も後輩も同期も
上手く大切にできない

自分のことを大切にしてくれている人だったり、好意的な人間ほど暖かい
その暖かさに耐えられなくなる
暑くてむず痒いというか落ち着かないというか
こんな暖かくて綺麗なところに自分がいて良いわけが無いと逃げ出したくなる
どこからか罪悪感が湧いてきて、その熱は自分じゃない誰かの為に持つべきだと思ってしまう
何が自分自身を落として貶して冷たいものにしているのかは分からないけど、多分これはもう治らない病気みたいなものなんだと思う
残念だよ
本当に

汚れて冷たくなってしまう前に大事に壊してしまう
不器用すぎて嫌になるな
1人が楽だと思い込んで生きているけれど
きっと1人にはなりたくなくて

でもそれを自覚してしまうと苦しくてどうしようもなくなってしまうから、見えないふりをしている

人間が嫌いだけれど
そんな私もどうしようもないくらいに人間なんだよな

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