【今更】奢り奢られ論争に対する考え
一世風靡した、「奢り奢られ論争」。
今更だけど考える。
私は女なので、必然的に女目線になるけど。
「奢られて当然!!」というのは少し傲慢。
だって男性側は別に金かけておしゃれしてきてね。って頼んでない。
だからどう考えてもそれは自分のエゴでしかなくて、自分が他人にいい風に見られたいから勝手にやっている事。
奢るからすっぴんジャージで来てね。って言われたら行く? いかないよね。
それをあれこれ理由をつけて他人に押し付けるのは、余りにも品がない行為だと思う。
昔の男性は女性にご馳走するのがかっこよくて、この価値観が結構当たり前だった。
だから高校生のときとか、テーブルで半分のお金を彼氏に渡して、彼氏が払っている様に見せるって言う気遣いを女の子はしていた。
私は男性はこの子にはごちそうしたいなと思ったら払ってくれる可能性が高いのでは? って思っているんだけど。
男はかっこつけたい生き物っていうし。
じゃあ何が原因なのか考えた時に、女性側にも問題があるんじゃないかと思った。
そもそも男性がかっこつける気にもならない人。
この人に別にどう思われてもいいやという女性。
態度が悪い人とかね。
奢られる気満々で、そもそも財布すら持ってきてないとか。
話が全然楽しくなくて、ずっと受け身で相槌してるだけとか。
私はここに〝来てやってる〟っていう勘違いしてしまった人とか。
そうなってくると、じゃあそれにお金を払いますか? っていう話になる。
女性側も「お金がかかってる!」「時間がかかってる!」じゃなくて、二人で楽しむ空間を作る努力がいる。
それは絶対、男性だけの役目じゃない。
少なくともその時点では、女性はその人のお姫様ではない。
男性側もやってやる義理はない。
対人スキルを上げて、相手ばかりを頑張らせない。
トーク術を磨いたり、情報をアウトプットしたり、できる事はたくさんあると思う。
ちなみにトーク術を上げるのは、頭の中で「この経験を話すならどういう風に言おうか?」と考えるのがオススメ。
そしてご馳走してもらったら、その後の一杯はご馳走する。
次回の食事はご馳走するね。っていう、その気持ちを持っておく事が本当に大切だと思う。
私も女だから、奢ってほしい気持ちは分かる。
それだけで「私との時間、楽しんでもらえたんだ。嬉しいな」って自分の価値を感じて貰えている気がするから。
怒っているけど、それより前にテキトーに扱われた気がして悲しいんだよね。
気持ちは分かる。いい傾向ではないけど。
だが、しかし。そもそもの話。
そこにお金より大事な時間を割いて出向いているのは自分だぞ。
私は生産性に取り憑かれているからめちゃくちゃ思うのだけど、「この人に興味がある」とか「楽しそう!」とか思わない所には基本行かない。
お金が~より、どうあがいても減るばかりの時間を投下しているという感覚があるから。
価値観はそれぞれ違うから何とも言えないけど、私だったら「割り勘ね」って言われたら、さっさと自分が二人分払う。
そして時間的価値に見合わないと思ったら二度と会わない。
それくらいの方が、後腐れなくすっきりして楽。
不謹慎かもしれないけど、奢る奢られる論争、いろんな人の考えが知れて楽しかった。
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