Shokz OpenCommが(一時的に)やってきた!
こんにちは。ようやく大学の春学期の授業が一段落し、ほぼほぼ夏休みという状況になりました。相変わらずコロナが結構流行っている上に酷暑も重なってなかなか積極的には外に出にくい状況ですが、頃合いを図って大学生のうちにできることを色々楽しみたいと画策しております。
さて今回はShokz OpenCommについて書いていこうと思います。Shokz OpenCommは、骨伝導イヤホンの代表的メーカーであるShokzが発売している骨伝導ヘッドセットです。それなりに性能の良いノイズキャンセリングマイクを搭載しているため、ヘッドセットという扱いです。大学の授業で一時的に借りることができたので、使ってみた感想を雑多に書いていこうと思います。
基本性能
価格:22,800円(Amazon.co.jp 8/2時点)
Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.0
最大再生時間:16時間
充電時間:約60分
防水性能:IP55
マルチポイント:2台
Bluetooth対応コーデック:SBC
重量:33g
ヘッドセットなので防水性能はIP55程度です。汗で濡れるくらいなら全く問題ない、というくらいですかね。外、スポーツ用ではないので十分です。
マイクが付いているので33gとなっていますが、軽いなと感じます。肌に触れる部分が小さいからでしょうか。
ちなみに充電は専用のマグネットケーブルで行います。骨伝導イヤホンって大体専用のケーブルが必要なんですよね。うーーん、USB-Cに統一してほしいんですけど、防水性能が落ちちゃうんですかね、、
値段はお高めです。2万円台前半なので結構良いイヤホン買えますよ。今WF-1000XM4が25,000円くらい、LinkBuds Sが20,000円切るくらいで買えるので、そう考えるとお高い感じしますね。ちなみにOpenRunが17,880円、OpenRun Proが23,880円です。性能的にはOpenRun程度の音質に加えて性能の良いマイクが付いたような感じでほぼほぼ合っていると思います。
箱と見た目
中身はこんな感じ(充電ケーブル撮り忘れました)です。本体、ケース、ケーブル、ユーザーガイドくらいで箱の割に中身は少ないですね。
ケースは結構ゴツいですがしっかり守ってくれる安心感はあります。
本体です。マイクは軸を回転させて収納することができます。マイクがしっかり付いている分OpenRunなどと比べると段違いにマイク性能は良いです。
ボタン類は右側にまとまっています。耳に当たるところにはマルチファンクションボタンがあり、再生停止などができます。見えているところの左側下部に音量の上下ボタンがあります。どちらも押しやすいです。また、SHOKZと書いてあるところのすぐそばの側面に充電の端子があります。
使った感想
基本的には僕が持っているHACRAY Seahorseとの比較になります。Seahorseの記事は以下のリンクからどうぞ。
音質で言うと、高音域はSeahorse、中・低音域はOpencommのほうがきれいに聞こえます。骨伝導イヤホンなので音質はどちらも飛び抜けて良いわけではありません。高音域はSeahorseのほうが好みですが、ややスカスカしているとも言えます。低音の鳴りはSeahorseはまずまずです。Opencommは高音がややこもっている感じがするのに対して中・低音域はSeahorseよりもよく聞こえます。Seahorseより、というだけでガンガン鳴ってるわけではないです。むしろ鳴ってない方。最大音量がSeahorceは小さいです。Opencommの6割がSeahorceの8割くらい。最大音量はOpencommくらいしっかり鳴ってほしいです。Seahorseは外に出るとどうしても音量が足りなく感じてしまうときがあるんですよね。装着感はOpencommのほうが好きですね。耳に当たるところが小さいのが良いです。Seahorseも悪くはないですよ。低音が鳴っていない分、Seahorseのほうが振動が抑えられている感じがします。骨伝導の仕組み上音漏れはどっちもします。電車内とかは使っちゃダメですね。外のワークアウト時か室内がベターでしょう。全部個人的な感覚なので自分の耳が間違っている可能性もありますが、参考程度に。
相対評価になってしまいますが、音質は良くも悪くもそこそこで、テレワーク用と割り切れるなら問題はありませんが、日常的なリスニングに用いるには若干物足りない感じがします。もちろん安い骨伝導イヤホンよりは良いに決まっているんですけど、2万円台ということを加味するともう少し綺麗な音が鳴ってほしいかなとも思いました。機能性や充電の持ち、装着感はなかなか良いと思います。充電スピードも早いです。マイクが独立して付いているのでマイクの品質はかなり高いです。ノイズもまあまあ軽減してくれます。
(ちなみに、比較のためにSeahorseを触っていたらSeahorseの左耳側の音が出なくなりました。雑な使い方はしていないため4ヶ月ほどで故障してしまい本当に残念です。現在交換対応をしてもらっています。)
ちょっと悪く言ってしまいましたが、テレワーク用途としては最適の選択肢だと思います。オンライン参加者と対面参加者が両方いる環境で最も効果を発揮するヘッドセットですね(周りの音もPCの音も両方聞こえるので)。あとは2万円台前半という値段をどう思うかでしょう。
こうなるとOpenRun Proも欲しくなってしまいますね。今持っているSeahorseやOpenCommと比較してみたくなってきました。OpenRun Proはなかなかお高いですが、僕の純粋な興味として、OpenRun Proの購入に踏み切っても良いかもしれません。もし購入したらまたnoteで報告しようと思います。
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