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【WildRift】REIGN General vol.3 振り返り

 光栄なことに、前回vol.2に引き続き、上記大会の解説を任せていただきました。今回も、簡単にはなりますが振り返りをしてみようと思います。

 先に言っておきますが、試合の内容をあまり詳しく書くと終わらなくなるので、内容以外のこと中心です。内容についてはアーカイブを是非。

配信開始まで

 こんなにすぐに機会が回ってくるとは正直思っていなかったのですが、前回終了後にいずれはまたというのがあったので、それなりに勉強しました。

 Japan CupやLJLで解説者がどういう点に注目しているのかに注意しながら観戦してみたり、国内外の試合を集団戦の決め手や形勢が傾いた後の試合展開に注意して観戦してみたりしました。

 国内の試合は出場予定チームの過去の試合を探すため、過去の公式大会やREIGN以外の大会なども見返しました。海外大会はマレーシア・ベトナムの公式戦、中国・ヨーロッパ・アメリカの非公式戦で新パッチや新チャンピオンによる環境の変化を観察していました。尤も、海外大会については解説とか関係なくコンスタントにこれぐらいは追っています(流石に全試合ではないですが)。

 あとは出場予定チームの情報を多少仕入れていました。eDGアナリスト:Isukaさんの下記noteでeDGの読み仮名に確信を持っておいたのが後になって効いてくるとはこのときは知る由もないのであった。

一回戦(魚歌 vs 大竹の幼稚園)

 最初のハプニングはびっくりしましたが、今に至るまで特段そのことや運営の対応に関する非難を見かけておりませんので、皆さんには暖かくお許しいただいたと了解しております。ありがとうございます。ワイリフのドラフトピックはすごく時間が短いので大会だと心臓に悪いですよね。

 試合内容ですが、魚歌のエンゲージをかえす大竹の幼稚園もすごかったですし、何度かえされてもチャレンジして最終的に修正した魚歌もすごかったです。大会一発勝負でin-gameで修正できるのはMOBA界を渡り歩いてきた経験あってこそでしょうか。

二回戦(TEPPEN vs Take on Bus)

  毎回即席チームという名のガチチームを引っ提げてくるsyuboraチームと各種大会で良く名前をみかけるTake on Busの一戦。元プロを多数要するTEPPENに対してTake on BusもBanPick~1stドレイクまでは互角以上の戦いをしており、レベルの高さを感じました。中盤からはTEPPENが異常なまでの寄りの速さで小規模戦を制して流れを掴みました。このあたりは各選手の嗅覚の鋭さというか、凄みを感じました。

 ところで、このnoteに辿り着いている中にはそんな人はいないと思いますが、大会と関係ない問題をコメントするのはマジでやめてください。自分が気に入らないからといって、大会に参加することまで許さないというのはいかがなものかと。そんなこと言うなら私はランクでボロカスに煽られてTwitterブロックしている人に対しても「〇〇選手がチームを救いましたねぇ~」とか言わなきゃいけないんだぞ。何の罰ゲームだよ。俺の心を救ってくれよ。だから君たちもコメントぐらい我慢すること。

準決勝(Let me Carry vs elDiveGaming)

 前回はこの辺から記憶が飛びかけていたけれど、今回は事前の準備があったり場慣れしたのがあって冷静でいられたのは成長かもしれません。

 試合はLMCが121を採用。そういえば121のこと121って言いだしたの僕だと思っているんですがどうでしょう。どうでもいいですね。121の強みであるスカトルファイトを強気にしかけていきましたが、これを咎めたのがeDGのブラウム&ルシアンという序盤最強Duo。ここで転がり始めたスノーボールがそのまま止まることはありませんでした。

決勝(elDiveGaming vs TEPPEN)

 今回もレベルの高い決勝戦でしたが、eDGの、特にドレイクを先に触った際の動きは、お手本として学ぶべきレベルだなぁと感じました。

 ワイリフは、一匹ずつしか出現しないドレイク一体一体の価値が高く、どちらのJGがドレイクを抑えるかで簡単に戦況がひっくり返ってしまいます。これを揶揄して「スマイトジャンケン」なる言葉も生まれました。

 有利を持ったチームがこの「スマイトジャンケン」を避けるためには、ジャンケンを仕掛けに来た敵JGに反転をするか、敵JGが間に合わないとみてそのまま取りきるかの判断が必要になります。チームで判断がずれると、ドレイクを失い集団戦にも負ける公算が高いです。eDGはこの決勝2戦で、ほとんどミスなくこの判断を行っていたように見えました。お見事でした。

解説者としての反省

 チラ裏コーナーなので例によって走り書きでいきます。

 良かった点:デュアルディスプレイ+スマホでPC操作でもたつかなかった、選手やチームの予習が多少生かせた、専門用語の言い換えが少しできた、喉がかすれることはなかった、実況とのお見合いがだいぶ減った

 悪かった点:集団戦の「まとめ」をもう少し素早く簡潔にする(上位ほど集団戦のあとにオブジェクト獲得や別の集団戦があるため時間が意外とない)、騒いでいると分析が間に合わないので静かにしていたが自分の楽しさも表現できたほうがベスト、単純にまだまだ知識不足、etc



 最後までお付き合いいただきありがとうございました。次の記事は新パッチについてか、次の大会についてか、はたまた「異世界からのお友達」についてか……

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